新型 Kindle Paperwhite (2013) 先行入手、速攻レビュー

10月22日国内発売の新型Kindle Paperwhiteを先行入手したのでご紹介。
今回入手したのはUS版 WiFi、広告付きモデル、$119。広告なしモデルに比べて$20安くなっている。日本版がメモリ4GB搭載に対し、US版は2GBと少ない。その他の仕様は日米版で変わりはない。

▼新旧Kindle Paperwhite 仕様比較

 Paperwhite (2012)Paperwhite (2013)
ディスプレイ6" E Ink®パネル (Pearl)


フロントライト搭載
758 x 1024, 212ppi
モノクロ 16階調
6" E Ink®パネル (Carta)
コントラスト比が1.5倍向上
リフレッシュが前モデル比50%以下
新型フロントライト

プロセッサFreescale, i.MX50 800 MHzFreescale 新型CPU 1GHz
2012モデルより25%高速化
ユーザ・
インタフェース
2点マルチタッチ

ハードキー=電源のみ

タッチパネルの精度が19%向上
本体色ブラック
外寸/ 重量169 x 117 x 9.1mm/
213g (WiFi)
222g (3G+WiFi)

206g (WiFi)
215g (3G+WiFi)
メモリ容量2GB4GB (日本版のみ、US版は2GB)
使用可能時間8週間
(ワイヤレスOFF時)
ワイヤレス802.11b/g/n
GSM + EV-DO/ HSDPA (3Gモデル)

オーディオなし
価格7,980円 (WiFi)
12,980円 (3G+WiFi)
9,980円 (WiFi)
14,980円 (3G+WiFi)
両モデル1980円のKindle書籍クーポン付
(11月30日まで)

Kindleについてあまりご存じない方、ご興味があったら以下のエントリもご参照のほど。
日本版 Kindle Paperwhite・Fire/HD FAQ・Q&A【まとめ】

▼到着した新Paperwhite配送パッケージ兼化粧箱。いつものブリスターパック。
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▼ご開帳。いつもながらとてもシンプル。Readme一枚ペラと本体、その下にマイクロUSBケーブル、以上。
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新Paperwhite 本体。旧Paperwhiteと見た目はかわらない。
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新PaperwhiteはLCDパネルに替えて、E Inkと呼ばれるパネルが使用されている。E Inkをご存知ない方は驚くが、電源オフの状態でこれが画面に表示されて到着する。この状態で電力は一切消費していない。E Inkは表示に常時電力を使用するLCDと違い、画面を書き換える時だけ電力を消費する仕組みになっている。結果として、飛躍的に電力消費が少ない。その一方、E Inkは自己発光せず環境光で利用する。ようするに、紙の本と同様に暗いところでは読みづらい。Kindle Paperwhiteではフロントライトを搭載してこれを克服している。

▼本体裏面。あれ、いままでと何か違うような気が。
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▼旧型Paperwhite(右)と比較してみると、これまで裏面にはKindleとエングレーブされていたが、新型ではamazonロゴがエングレーブされ、さらにロゴに光沢仕上げがされている。08

▼表面からの比較。左が新 Paperwhite。やっぱり表面からは見分けがつかない。
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スペック上は7グラムほど軽くなっているのだが、実際に両方を持ってみても、さすがにこの差はわからない。

新Paperwhite、起動してみると、若干画面が明るくなっている気がする。新型フロントライトの効果か。

▼室内暗部でPaperwhite画面比較。左が新型。どちらも光量はMAX。
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写真でも確認できると思うが、やはり新Paperwhiteの方がフロントライトが明るくなっているようだ。また、右側の旧型Paperwhiteでは、E Inkパネル下部に光ムラが出ているのがわかる。新型はこの問題も解決しているようだ。

▼屋外での新Paperwhite画面表示。やはりE Inkの屋外での視認性は非常に素晴らしい。
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新Paperwhiteには、新型のE Inkパネルが搭載されている。表示パネル開発元のE Ink Holding社によれば、これまでのPearl E Inkパネルに比べて15%コントラスト比が向上しているらしい。実際に旧型と比べて若干白色がよりきれいに表示されるているようだ。

▼今回購入した新Paperwhite、国内では提供されていない広告付きモデル。電源オフ時のスクリーンセーバー画面が広告になっている。
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さて、恒例の直射日光環境下でのE InkパネルとLCDパネルの表現力比較をしてみる。

▼左のNexus 7は最大光量に設定。だが雲と指がきれいに写りこみ、画面はとても見づらい。
画像出典: ブラックジャックによろしく 12 Kindle版 著: 佐藤秀峰氏
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▼同じ画面を室内で表示してみた。こちらは遜色ない表示だが、E Inkの方がコントラストが微妙に弱い。
画像出典: ブラックジャックによろしく 12 Kindle版 著: 佐藤秀峰氏
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実際に電子書籍をパラパラとめくってみると、画面の切り替えスピードが速くなっている感じがする。 これも、新型E Inkパネルの性能向上によるものと思われる。

▼ページ送りの比較動画を撮ってみた。左の新型はかなり反応速度が向上しているのがよくわかる。
画像出典: ブラックジャックによろしく 12 Kindle版 著: 佐藤秀峰氏

【まとめ】
新Paperwhite、新型E Inkパネルとフロントライトの成果は確実に出ているようだ。室内外の使用とも、旧モデルに比べてより快適になっている。特に画面送りのスピードの向上は目覚しく、かなり快適に感じる。旧モデルから絶対に買い換えるべき、というほどのアップデートではないが、ページ送りのモッサリ感に不満を感じていた人は検討の価値ありかなと。

Kindleについてあまりご存じない方、ご興味があったら以下のエントリもご参照のほど。
日本版 Kindle Paperwhite・Fire/HD FAQ・Q&A【まとめ】

▼おまけ。初代Kindleと新型Paperwhiteの比較。画面の大きさは一緒。技術の進歩ってすばらしい。ビバ技術。
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▼さらにおまけ画像。手持ちのKindleを年代順に全部並べてみた。
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▼つみキンドル、12枚。
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おしまい。

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