Jlab Audioという会社から何やら見たことがあるデザインのBluetoothヘッドフォンが発売されていました。デザインも面白いですが、こういうオープンエアタイプで耳に負担がかからず気軽に使えるヘッドフォンは便利そうです。
お値段$20とお安いので、ネタ半分で買ってみることにしました。直接JLab Audioのサイトから申し込み、日本への発送を選ぶと…。
▼日本への送料、驚きの$31.29。
しょうがないのでいつも使っている転送会社経由で、他の荷物と一緒に送ることにしました。
▼後日、Amazonでも販売しているのを発見、3650円 (2020年7月現在)
USからの転送料金考えたらアリの値段ですね。
Rewind Wireless | 開封の儀
▼到着したRewind Wirelessヘッドフォン。
500円ぐらいでダイソーで並べて売ってそうなクオリティのパッケージです。
てか、このパッケージ、めっちゃ開けにくいぞ。
▼苦心惨憺、やっと開封できた。
開封の儀ってレベルじゃねーな。アメリカの安物家電製品って、盗難防止なのか破壊しないと開けられないパッケージ多いです。
▼Rewind Wireless本体と付属品
附属品はオレンジの交換用イヤーパッド、充電用USBケーブルと簡易マニュアル類のみです。
本体は、まあ1000円以上はしなそうな質感です。
本体のコントロールですが、右ドライバ部分にボタンが一個だけです。長押しでオン・オフ。タップで再生・停止。ダブルタップでSiriまたはGoogle Assistantが起動します。図体デカイんだから、ボリュームに送り・戻しの機能ぐらい付けてくれたらいいと思うのですが。バッテリーは公称12時間ももつらしいです。
▼オレンジのパッドに交換すると懐かしさが倍増します。
Rewind Wireless | 本物と比較
折角なので、インスパイヤ元と思われるご本尊と比較してみましょう。
▼Sony MDR-3L2、初代ウォークマン標準付属のヘッドフォンと並べて。
こうして並べてみると、ドライバー部分やヘッドパッドも大きいし、それほど似てはいないですね。どちらかというと、MDR-3L2に似た安物のヘッドフォンをコピー、Bluetooth化したような感じでしょうかね。あと、Rewind Wirelessは両側のドライバーをつなぐケーブルが上部から出ています。
▼ドライバー部分の比較
細部の作りをみると、原価差が相当ありそうですね。MDR-3L2単体の販売価格はわかりませんでしたが、初代ウォークマンTP-L2はMDR-3L2が付属し、1979年7月の発売時、33,000円でした。
Rewind Wireless | 試聴してみた
(Photo courtesy of Jlab Audio)
Rewind Wireless、装着感は期待していた通りオープンエアタイプの軽ーいフィット感です。気軽にいつでも耳にかけて長時間使えます。密閉型やインイヤータイプは長時間使うと耳が蒸れたり、少し痛くなったりします。オープンイヤータイプのヘッドフォンは、ヘッドパッド部分が軽く耳に当たるだけで、そういった耳への刺激に悩まされずに気軽に音楽が聴けます。
音質の方ですが、こっちも期待通りのイージーリスニング、といった感じの適度にドンシャリした音です。本家MDR-3L2などの小型オープンエアヘッドフォンらしいタイプの音質です。インイヤーに慣れ切った耳には非常に新鮮でもあります。イイ。
掛け心地と音質の点では、個人的には満足です。オフィスで気軽に音楽を聴くのに活用したいと思います。
あと、オープンエアの構造上音漏れは結構あります。静かな場所向きではないです。
Rewind Wireless、視聴はAmazon Music Unlimitedの『70年代歌謡』プレイリストを使用しました。このヘッドフォンで聞くとなんだか気分が上がりますw
[視聴ロケ地: アメリカ]
Rewind Wireless | まとめ
- Rewind Wireless、思ったほどウォークマンのヘッドフォンに似てなかった
- 元々$20とお安いため、見た目は安っぽいヘッドフォン。音は結構いいです。
- 長時間気軽に音楽聞けるし、輸入手段お持ちの方にはすこーしだけおススメw
→Amazonでも3650円で販売開始 (2020年7月現在)
現場からは以上です。
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