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【レビュー】Huami Amazfit Paceレビュー&活用法まとめ

Android

前回レビューしたXiaomiグループのHuami社のスマートウォッチ、Amazfit BIP

【レビュー】Amazfit BipはPebble Time後継になれるのか
Amazfit Bip、海外通販のGearBestだと約6,500円で購入できます。(2020年4月現在) Amazfit Bip Lite smartwatch with 45 Days Standby GPS ...

色々調べていたら気が付いたのですが、同様に反射型メモリ液晶を搭載したAmazfit PaceというモデルがAmazfit BIPよりも前に発売されていました。

Amazfit PaceはAndroidベースのカスタムOSを搭載していて、Amazfit BIPに比べて弄り甲斐がありそうです。

さらに、外装などをアップグレードした高級機のAmazfit Stratos (別名Amazfit Watch 2)も、4月に発売されています。

それにしてもHuami Amazfitシリーズ、こんな強力な布陣なのに、どうして最近まで知らなかったんだろう。私のTwitter TLにもついぞ登場したことなかったし。

今回はAmazfit Paceのレビューとともに、カスタマイズ関係の情報も併せてまとめていきます。

Amazfit Pace | 開封の儀

Amazfit PaceGearBestだと約8,000円で購入できます。
(2020年4月現在)
   

Xiaomi Huami AMAZFIT Smartwatch – INTERNATIONAL VERSION

 

 

 

※Global/International Version と、Chinese Versionがありますので、間違って中国語版を購入しないように気を付けてください。

 

Amazonだと、14,000円ぐらいで販売されていました。(2019年9月18日調査)

 

Amazfit Pace外箱

▼シールをはがすと『VOID(無効)』の表示が。

 

時計にしては、やけに警戒が厳重ですね。一体何を恐れているのでしょうか。

 

▼開けると、Amazfit Pace本体の下には付属品が収納されています。

Amazfit BIP同様、紙製の内装はシンプルかつ綺麗にデザインされています。

 

▼本体と付属品全部。

本体と、クレードルとUSBケーブル、説明書は英文のみです。クレードルは充電だけでなく、PCとの接続、データ転送用に使用できます。

 

Amazfit Paceの裏側。

中心部に脈拍センサーと充電・転送用のコネクタがあります。唯一の物理スイッチが側面にありますが、裏側寄りにセットされており、若干押しにくいです。

Amazfit Paceのベルトは22mmになっており、Pebble Timeと同じサイズです。Amazfit BIPのベルトサイズは20mmでした。

 

▼電源オン、初期設定中に渦巻きのアニメーションが再生されます。

▼終わると、画面にはQRコード

QRコードの下に、“Amazfit Watch”アプリからこのQRコードをスキャンせよ、とあります。Amazfit WatchアプリはApp Store、Google Playからダウンロードできます。Amazfit Watchアプリは英語表示のみ対応になっています。

Amazfit BIPのアプリのMii Fitの方は完全に日本語化されていたのですが、なんででしょうね。ていうか、同じアプリに統一してくれればいいとも思うのですが。時計側のOSが違うのでむずかしいのでしょうか。

 

▼アプリからアカウント設定などを行うと、QRコード読み込み画面になります。

Amazfit WatchアプリからQRコードを読み込むと、スマホとペアリングがされます。Pebbleでもそうでしたが、スマートウォッチのBluetoothペアリング設定って、たいがいトラブることが多いので、この方式はらくちんでいいですね。

 

▼文字盤はBipやPebbleと同様、常時点灯です。

常時盤面が表示される便利さを味わってしまうと、なかなか他のスマートウォッチに移る気になれませんねえ。反射型メモリ液晶搭載モデル、もっとたくさん出てほしいものです。

 

Amazfit Pace、時計側のシステム表示はすべて英語ですが、日本語の通知等はきちんと表示できます。

▼母艦側のメール通知を受信。日本語フォントもキレイ。

 

Amazfit Pace | 機能と仕様

前回と同様に、Amazfit PaceとPebble Timeの仕様を比較しつつ、機能を紹介していきたいと思います。赤字がそれぞれ負けている部分です。※写真ではPebble Time Steelを使用しています。

Amazfit Pace vs. Pebble Time 仕様比較

製品名Amazfit PacePebble Time
ディスプレイ1.34インチ
320x300 (327PPI)
262,144色
1.25インチ
144x168 (182PPI)
64色
タッチスクリーン×
物理ボタン14
CPUIngenic M200S
1.2GHz
STMicro Cortex M4
100MHz
メモリ512MB RAM
4GB SSD (USER領域2GB)
16MB
Bluetooth4.0LE
A2DP対応
4.0 LE
WiFi802.11b/g/nx
3軸加速度センサー
地磁気センサー
気圧計×
PPG心拍センサー×
GPSA-GPS
GLONASS
×
OSAOSS 5.1ベースFree RTOSベース
バッテリー280mAh Li-Po150mAh Li-Po
連続使用時間通常の使用で5日
時計のみの使用で11.6日
GPS使用時35時間
通常の使用で7日
防水IP6730M防水
寸法・重量45.72x45.72x12.7mm
54g
47x37.5x9.5mm
42.5g
文字盤21種類数百の文字盤が
ダウンロード可能
アプリ内蔵アプリのみ
活動量計、天気、心拍数計
MP3プレイヤー、アラーム
コンパス、ストップウォッチ
睡眠計、タイマー
多数のアプリが
ダウンロード可能
発売日2016/8/12015/5/1
価格$139.99$149

ディスプレイは反射型メモリ液晶を搭載しています。メモリ液晶は、画素の1つ1つにメモリが割り当てられており、システム側を止めても、ごく微弱な電力供給だけで画面を表示し続けることができます。また、反射式で外光だけで表示ができるため、全体の消費電力を非常に低く抑えられます。このため、常時盤面を表示しても長時間使用することができるのです。さらに、Amazfit Paceは、320×300、327PPIと高精細かつ262,144色の自然色表示が可能になっています。

Amazfit Paceに表示された文字盤。

 

▼64色182PPIのPebbleと比べると表示が非常に美しいです。(タップで拡大)

しかし、これには若干オチがあります。常時表示モードでは、262,144色表示をすることができません。

 

▼フル稼働時と常時表示モード(サスペンド状態)の画面比較 (タップで拡大)

腕を上げてフロントライトをつけたり、竜頭を押して盤面をアクティブにして数秒の間は、秒表示や秒針表示がされます。(フロントライトオン→フロントライトオフの数秒間) この間だけは中間色が綺麗に表示されています。フロントライトがオフになって数秒後、写真右の常時表示モードに移行すると、秒表示が消えると同時に画面がフっと変わります。写真を拡大してみていただくとわかるように、中間色表現されていた部分は、誤差拡散法で減色した表示に変わっています。使っていればさほど気にはなりませんが、これは使用されているメモリ液晶の仕様なんでしょうかね。

 

Amazfit PaceのCPUはIngenicという中国のファブレスCPUメーカーのものですが、MIPSベースの1.2GHzと、Android Wearを動作させることができる強力なものです。実際の利用にあたってもAmazfit PaceUIは非常にスムーズに動作します。

 

Amazfit PaceにはSSDのユーザー領域も2GBあり、MP3ファイルや画像などを格納、利用することが可能です。Amazfit PaceのBluetoothはA2DPプロファイルに対応しており、ステレオヘッドフォンをペアリングすれば、スマホなしで音楽を再生することができます。ジョギングなどでの利用に便利そうですね。音楽の転送はクレードル経由でPCからMusicフォルダにMP3ファイルをコピーします。

▼内蔵の音楽プレーヤの画面

ただし、このプレーヤーには曲の送り・戻ししかコントロールがなく、曲を選んで再生したりすることはできません。日本語の曲名表示はできますが、表示が自動スクロールしてくれるわけでもないので、頭の部分しか表示されません。

 

Amazfit PaceにはWiFiも搭載されています。最近のAndroid Wearウォッチ事情をよく理解していないのですが、WiFiはどのような利用を想定されているのでしょうかね。Amazfit Paceの初期設定中に、WiFi接続の設定をさせられ、ファームウェアのダウンロードなどをWiFi経由でやっていたようです。

センサー類も充実しており、Pebble Timeにはなかった心拍センサー、気圧計やGPSも搭載しています。GPSを内蔵したことにより、スマホなしでAmazfit Paceをつけているだけで、ジョギングなどの際の位置情報の記録を行うことができます。

Amazfit Paceは280mAhと大容量のバッテリを搭載しており、通知などを表示した通常の利用方法では5日程度使用することができるようです。時計機能のみの表示だと11日間使用できるそうです。AndroidベースのカスタムOSを動作させながらこの電池の持ちは素晴らしいと思います。一般的なAndroidスマートウォッチでは1-2日程度しか持ちませんから、反射型メモリ液晶の貢献がかなり大きいのだと思います。

防水機能に関しては、Amazfit PaceはIP67対応となっています。IPX7は水深1Mで30分は浸水しない仕様です。雨や水仕事では問題ないですが、水泳などでは安心して利用できないですね。Pebbleは30M防水、低価格機のAmazfit BIPもIP68ですから、ここはちょっと残念です。4月に発売された上位機種、Amazfit Watch 2(Stratos)では50M防水になっています。

Amazfit Paceの文字盤は全部で21種類組み込まれており、Amazfit Pace本体の設定か、Amazfitアプリから変更することができます。

▼Amazfit Paceの文字盤

公式には文字盤ダウンロードサービスなどは用意されていないようです。非公式の話はまた後ほど。

Amazfitシリーズは活動量計の機能を主体としたスマートウォッチです。Amazfit Paceには内蔵したセンサーを活用する活動量計(Activity)を始めとする、アプリ各種が搭載されています。活動量計に関してはRun、Walk、Run Indoor、Bike、Bike Indoorなど全部で9種目をカバーしています。

Amazfit Pace | 非公式カスタマイズ

公式にはサードパーティ文字盤やアプリの追加もできないAmazfit Paceですが、もちろん世界中のガジェッターズがこの状態を放っておくわけはありませんね。様々な勝手開発とハッキング作業が進められています。以下紹介していきますが、Huami社の保証する利用方法ではありませんので、ご利用は自己責任でどうぞ。

 

[ツール類]

AMAZFIT Pace Tool
Windows母艦用のツールです。様々な作業に使える便利なツールなので、最初に入手しておきましょう。Amazfit PaceへのAPKのインストールや、スクリーンショットを取ったり、リブート、ブートローダー関連の作業を行ったりできます。

 

PaceOn v5.4
PaceOnはAmazfit Pace側にインストールする、電源関係の設定を変更するツールです。Amazfit Pace ToolのAPK Installerからインストールできます。PaceOnでは、画面のサスペンドまでの時間を変更したり、Bluetooth/WiFiのオンオフなどが設定できます。画面のサスペンドをしない設定にして綺麗なフルカラー文字盤でずっと使い続けると1日ぐらいで電池切れちゃいそうですw

 

Watch Droid Assistant 6.0
Watch Droid Assistantは母艦のAndroidスマホ側と、Amazfit Pace側の2つのapk構成になっています。双方を接続すると、Amazfitからスマホ側の機能のコントロールができるようになります。


 

Simple Amazfit Watchface Builder
Amazfit Pace用の文字盤作成ツール(webサービス)です。 

 

[カスタム文字盤]

Simple Amazfit Watchface Builder
Watchface Builderのトップページから、15000以上ものカスタム文字盤がダウンロードできます。利用方法は、ダウンロードしたカスタム文字盤(.wfz)を、PCに接続したAmazfit PaceのWatchFaceフォルダに放り込みます。あとはPaceの設定からその文字盤を選ぶだけです。

Amazfitwatchfaces.com
こちらにも多数文字盤がアップロードされています。利用方法は一緒です。Amazfit BIP用の文字盤もあります。

 

[勝手アプリ]

Amazfit PACE/Smartwatch compatible application list
Amazfit PaceにはAndroidベースのカスタムOSが使われています。ということは、Google Wear(Android Wear)用のapkをどうにかすれば実行できる可能性があります。この記事にリンクされているGoogle Spreadsheetには、Amazfit Paceで動作の可否をテストした多数のAndroid Wearアプリがリストアップされています。大きな声では言えませんが、apkのリンk

Android Wear apps to work with full android
(Round Android Smartwachesフォーラム: 閲覧にはフォーラムユーザ登録必要)
通常スマートウォッチ側の Google Wear apkは、母艦側アプリの.apk\res\rawに格納されています。これをapkエディタでsdkバージョンを7に変更すると、Google Wear以外のAndroidデバイスで動作するようになるらしく、結果としてAmazfit Paceでも動作可能になるものがあるようです。このスレッドではその方法が解説、議論されています。

Free Apps for Amazfit Pace
ソリテア、タスクマネージャ、システム情報、サウンドレコーダーなど、Paceで動作するようにパッチをあてたapk

[APP] Widget Calendar v1.6.1
Amazfit Pace用に開発されたカレンダーウィジェット。

Amazfit Gallery App
Amazfit Pace用に開発されたフォトギャラリーアプリ


[Amazfit Paceカスタマイズ情報ページ]

XDA Developers Amazfitフォーラム

[DEV][PACE/STRATOS] Android Wear Framework

Amazfit Central Paceフォーラム

Round Android Smartwaches

HOW TO INSTALL ANDROID APK APPS TO AMAZFIT PACE THE EASY WAY

 

 

Amazfit Pace | まとめ

Amazfit Pace、スマートウォッチ・活動量計としての機能をフル搭載した上、常時表示の高精細ディスプレイ、約5日のバッテリーライフなど、かなりイケてます。5日間のバッテリーライフはPebblerとしては少しだけ物足りないですが、Pebble Timeの後継として十分検討できるのでは?

さらに、Amazfit Pace、弄り甲斐満点なスマートウォッチです。文字盤の作成や、Androidアプリのsideloadなど、できることはPebbleよりもっとたくさん。カスタマイズ好きな方、ご自分でアプリ開発される方にもかなりお勧めです。

 

今回、GearBestからAmazfit Paceをご提供いただきましたが、ここまで忖度なしでレビューをお送りいたしましたw

最後に、Amazfit Paceご購入はぜひGearBestでどうぞー。お値段も格安、おススメ!

Xiaomi Huami AMAZFIT Smartwatch – INTERNATIONAL VERSION

Amazfit Pace検証会場[ロケ地:台湾]からは以上です。

 

 

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