スポンサーリンク

Pebble Time Steel Gold 買ってみた

wearable

追記: その後、Pebble社はFitbit社に買収され、Pebbleシリーズはすべて生産販売が終了となってしまいました。Pebbleのような常時点灯、長時間利用タイプのスマートウォッチをお探しの方、Amazfit Bipはなかなかですよ。下記記事ご参照下さい。

【レビュー】Amazfit BipはPebble Time後継になれるのか
Amazfit Bipというスマートウォッチをご存知でしょうか。 (正式名称はXiaomi Huami Amazfit Bipらしいですが、長すぎるので適宜省略表記します) スマートフォンで有名なXiaomiの関連会社、Huam...

 

Pebble Timeに引き続き、結局Pebble Time Steelも買いました。

▼到着したパッケージ。Pebble Time Steelは、Kickstarter版もリテール版も同じパッケージのようです

 

購入したのはリテール版、$249 (革ベルトのみ付属、メタルベルトは$50で別売り)、送料はDHLで$25でした。

 

▼御開帳。真っ赤な内装とベルトが目にまぶしいです。
pebblegboxopened

 

▼パッケージ内容。レッドの革ベルト本体と、説明書関係、ステッカーと充電ケーブル。
pebblegcontent

 

▼Pebble Timeとの比較。文字盤はEnigma
pebblet_gold_sidebside_closeup

 

デザインの細かい違いを除くと、ボディの大きさ・形状はほぼ一緒です。仕様もバッテリーが最大7日→10日に伸びたぐらいで他に大きく変わりはありません。プラスチックと金属ボディで、金型を一緒にしてコストを下げるというわけでもないでしょうし、金属ボディで剛性が上がっているのに大きさも一緒というのはちょっと解せない気がしますが、デザイン料をケチったんでしょうか。あと、Pebble Time Steelの方が無印よりもベゼルが細くなっており、結果として液晶パネルとの間の黒枠が大きくなっています。

 

▼裏側の比較。
pebblered_pebble

 

裏側から見ても、大きな違いはありません。よく考えるとこの金属ボディ、充電ケーブルの接点がショートする可能性もあると思うのですが。実際に使っている分にはマグネットでカチっと嵌るし、あまり心配してはいません。

 

▼金メッキの普通の時計と比較
pebblered_oris

 

写真を見比べると分かるように、Pebble Time Steel のボディ表面には輝きがありません。これが入手してちょっとガッカリしたポイント。記事などの写真を見ると、鏡面仕上げなのか艶消しなのかハッキリわからなかったのですが、現物は見てのとおりマットな仕上がり。鏡面仕上げの方が時計らしいし、高級感があってよいと思うのですが。普通の金属ボディの時計で、こういう仕上げはあまり見ないし、なぜでしょう。鏡面仕上げにすると、製造上の品質管理が難しいとか、コストの関係なのでしょうか。

 

▼ベゼル部分を横から。ベゼルの側面だけは鏡面仕上げに 
pebblered_side

 

Pebble Time Steelのボタンの大きさや配置は、Pebble Timeと変わりませんが、ボタン表面に滑り止めのチェッカーが入っています。また、ボタンの押した感じはPebble Timeよりもシッカリとした感触で、使い勝手がよいと思います。

ところで、現物を受け取ってもう一つガッカリしたのが、この赤のレザーベルトです。写真で見る分にはそこそこ良さそうに見えたのですが、スッカスカ&チープな染色で、時計オタとしてはムリ。早速市販の22ミリベルトに交換しました。

 

▼Pebble純正ベルトが工具なしでワンタッチで外せるのは、やっぱり便利です。この機構をすべての時計ベルトに導入してほしい。
pebbleg_beltdetach

 

ベルトサイズは22ミリ。22ミリは普通の腕時計に比べてかなり幅が広い方です。どちらかというとダイバーウォッチやスポーツ系の腕時計のサイズ。よって、ベルトの選択肢があまりないのが残念なところではあります。

 

▼ベルト交換後。
pebbleg+beltchanged

 

▼スコッチガードなど汗対策がされているベルトがおススメです。 

 

ベルトを交換したらそこそこ高級感のある見てくれになりました。あと、金属ボディでずっしりとした重さがあり、時計らしさがあって非常につけ心地が良いです。他のスマートウォッチで、根本的に間違ってると思ったのが軽量すぎる設計。腕時計はやはり金属の質量感があってこそと思います。 ところで、黒縁部分が増えたため、このPebble Time Steel、ちょっと文字盤を選ぶ必要があります。  

 

▼デフォルトの文字盤、Tic Toc。
simple_dial

 

このTic Toc、背景が黒かつインデックスがないため、Pebble Time Steelの大きな黒縁が目立たない効果があります。
ご存じない方向けに補足します。Pebbleシリーズは反射型のメモリー液晶を使用しており、Apple Watchなどのスマートウォッチと異なり、文字盤は常に表示された状態なのが最大の魅力です。普通の時計のように文字盤は常に表示されており、腕を振っても画面が出ないなどのスマートウォッチ特有の悩みとは無縁です。

 

▼Rosewright A
analogw_dial

 

このようにブラック以外の背景の文字盤にすると、黒縁が非常に目立ち、文字盤が小さく感じられます。実際小さいんですが。 Pebble Time Steel向き (太額縁対策) 文字盤を、ご参考までにいくつかご紹介。   

 

▼Path Time。設定可能なものは文字色をイエローに設定すると、ボディの色にマッチしてよいです。
dotsdraw_dial

 

このPath Time、秒ごとのアニメーションをオンにすると、ドットの部分が秒ごとに伸びていくアニメーションがカッコ良いのですが、ものすごい勢いでバッテリーが減るので注意です。

 

▼Ruler Watch Reloaded
meter_dial

 

▼Squared 3.0
square_digit_dial

 

▼2460
circles_dial

 

▼Steam by Dalpek
compli_dial

 

Steam by Dalpek は、コンプリケーションぽいゴールド文字盤で、黒背景ではないのですが見栄えがするのでたまに使っています。  

 

最後に、Pebble Time Steelのバッテリーライフですが、仕様では最大10日間となっています(Pebble Timeは7日)。実際に仕事メールやカレンダーのアラートを出す設定で、充電せずに使い続けてみたところ、平気で10日と1時間持ちました。同じような使い方をPebble Timeですると、だいたい5日ぐらいです。
実際のことろ、Pebble Time Steelは無印Timeの倍のバッテリーを搭載しているらしいので、計算は合っています。(300mAh/150mAh)

▼10日と1時間ほど使って、残がなくなりミニマム時計モードに
IMG_1199

 

【まとめ】

  • Pebble Time Steel、しっかりした作りと、無印に比べてフォーマルさがかなりアップ。
  • 太額縁が気になるが、文字盤のセレクションでカバー。
  • バッテリーライフは実利用でも10日ぐらいは持ちます。無印Time比倍近い。

orisblanc_pebbleg

 

追記: その後、Pebble社はFitbit社に買収され、Pebbleシリーズはすべて生産販売が終了となってしまいました。Pebbleのような常時点灯、長時間利用タイプのスマートウォッチをお探しの方、Amazfit Bipはなかなかですよ。下記記事ご参照下さい。

【レビュー】Amazfit BipはPebble Time後継になれるのか
Amazfit Bipというスマートウォッチをご存知でしょうか。 (正式名称はXiaomi Huami Amazfit Bipらしいですが、長すぎるので適宜省略表記します) スマートフォンで有名なXiaomiの関連会社、Huam...

タイトルとURLをコピーしました