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【レビュー】大画面&防水 新 Kindle Oasis (2017)

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2007年11月に初代Kindleが発売になってから、今年で10周年になります。10月31日、Kindle10周年モデルとして、新型Kindle Oasisが発売されました。Kindle Oasis(2017- Newモデル)は、初めて大型のE Inkタッチパネルと、待望の防水機能も搭載した、ハイエンドKindleになります。ここ数日の使用感も含めて、新型Kindle Oasis(Newモデル)のレビューをお届けします。 

いつもの化粧箱を開封すると、Kindle Oasis(Newモデル)が箱ピッタリに収まって出てきます。購入したのはキャンペーンつき(広告が表示されます)のメモリ8GB、WiFiモデルです。価格は33,980円ですが、Prime会員向けの4000円オフクーポンが使えたので29,980円で購入できました。

毎回書いてますが、E Ink搭載のKindleは、電源を切った状態でも画像を表示させることができます。上の写真のように、初期出荷時には電源スイッチの場所が表示されています。

Kindle Oasis(Newモデル)、梱包物はいつものシンプルな構成。

Kindle Oasis本体、USBケーブル、簡易説明書と保証規定のみで、ACアダプタは付属しません。3万円以上もするんだから、アダプタとか何かオマケつけてもバチは当たらないかなと思いますが。

Kindle Oasis(Newモデル) 本体の表と裏面。

Kindle Oasis(Newモデル)のボディはアルミ合金製です。手に持つと、ひんやりとした金属の感触で高級感があります。グリップ部もアルミ地のままで、滑り止めなどの加工はありません。するっと落としてしまいそうな気もしますが、Oasisシリーズの特徴である、グリップ部分をしっかりホールドできるので、大丈夫でしょう。ちなみに、Kindle VoyageとOasis (旧型)のボディはマグネシウム合金で、グリップ部にはラバー加工がされていました。

Kindle Oasis(Newモデル) の側面を4方向から

本体上部側面に電源ボタン、下部にマイクロUSBコネクタがあります。E Inkパネル脇にある2つのボタンはページ送り・戻しのボタンです。このボタンは正逆をコントロールパネルから変更することが可能です。

Kindle Oasis(Newモデル)は、前モデル同様、加速度センサーを内蔵しており、右手左手と持ち替えた時に、自動的に画面の向きとボタンの送り戻しが切り替わります。

▼Oasisシリーズは左、右と持ち替えると画面の上下が切り替わります。

この設計のおかげで、右手左手どちらでも不自由なく読書をすることができます。片側だけが膨らんだグリップ部と物理ボタンと併せて、このデザインは見事だと思います。

Kindle電子書籍リーダーは、初期のKindle DX(10インチ)を除くと、すべて6インチのE Inkパネルを搭載してきました。6インチの画面はコンパクトで良いのですが、年を取ってくると細かい文字を見るのは厳しいものがありますし、フォントを大きくすると情報量が少なくなりすぎて読みづらいです。

▼6インチ旧Oasis、文庫本、7インチのOasis(Newモデル)を並べて。
 [クリックで拡大]
書籍画像: あの歌が聞こえる 重松清 (著)

Kindle Oasis(Newモデル)は7インチのE Inkパネルを搭載したので、実効画面サイズが文庫本とほぼ一緒になりました。結果として、文庫本と同じ大きさの文字で、ページ当たり同程度の文字数が表示できるようになりました。馴染みのある文庫本サイズで同じサイズ、分量の文字を読むことができ、6インチ画面のものよりも読書感覚としてはしっくり来ます。

ただ、小説など表示文字サイズが変更可能な電子書籍 (reflowable contentと呼びます)は、実際のところどのような画面サイズの端末でも、フォントを大きくすれば、さほど不自由なく読めます。

一方、雑誌やコミックなど、画像で保存されていてフォントサイズが変更できないコンテンツ(fixed content)の場合、画面サイズが小さい端末だと読み進むのはかなりしんどいです。ページのあっちこっちで拡大縮小スクロールを繰り返して読むのは、読書ってレベルではないです。

▼雑誌1ページを旧Oasis (6インチ)、iPhone 8 (4.7インチ)、新Oasis(7インチ)で表示 [クリックで拡大]
画像出典: 週刊東洋経済

個人的には、雑誌の閲覧には最低でも8インチの画面は欲しいかなと思いますが、7インチ画面でも、雑誌の文字を拡大せずにそのまま読むのになんとか大丈夫かなと思います。

7インチE Inkパネルが快適なKindle Oasis(Newモデル)ですが、画面サイズが大きくなったにも関わらず、非常にコンパクトかつ軽量に仕上がっています。

▼左から、Oasis(Newモデル)、Oasis (2016)、VoyagePaperwhite無印Kindle
 [クリックで拡大]

 旧型Oasisを除き、Oasis(Newモデル)は現行モデルでは一番縦方向の長さが短いのです。重量に関しても194gと、Paperwhite無印Kindleよりも軽量です。スマホでいうとiPhone 7/8 Plus程度の重量になります。文庫本1冊の重さとも同程度か少し軽いぐらいです。

また、Oasis (2017)では内蔵メモリが標準で8GBと、旧機種に比べて倍になっています。オプションで32GBを選ぶこともできますので、容量の大きなコミックなどもたくさんダウンロードできます。文庫本1冊と同程度の大きさと重さで、数千冊の書籍を持って歩けるのは、読書好きにはたまらない便利さですよね。

さらに、Oasis(Newモデル)ではKindleでは初めて、デュアルコアのCPUが搭載とされています。(諸元はまだ公開されていませんが、Feescale社のi.MXシリーズと思われます) 実際にページ送り、拡大縮小、メニューの切り替えなど、いたるところで他のKindleと比べてよりサクサク感があります。

 

あと、Oasis(Newモデル)には、コミック読者には待望の機能が搭載されていました。シリーズ物のコミックを自動でまとめてくれます。

Kindleでマンガを読む方には『おお、ついに!』で、読まない人には『なんで今までついてなかったの?』ですね。でもこれで手作業でコレクション機能にシリーズ物をまとめるバカな作業から解放されます!今のところこの機能はOasis(Newモデル)だけに搭載されていますが、ハードに依存するものでもないので、他のモデルやKindleアプリへのアップデート対応が期待されます。

さて、Oasis(Newモデル)もう一つの特徴はシリーズ初の防水対応にあります。アマゾン純正デバイスとしても、防水のものは初めてではないでしょうか。

Oasis(Newモデル)の防水性能はIPX8となっています。
IPXは防水等級で、8級は

7水に浸しても影響がないように保護する。規定の圧力及び時間で外郭を一時的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。
8潜水状態での使用に対して保護する。関係者間で取り決めた数字7より厳しい条件下で外郭を継続的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。

情報出典: JIS C 0920:2003

ということになっています。完全に水に沈めてもいいということで把握しました。

では、安心して沈めてみましょう。

Oasis(Newモデル)、何回か常温(20℃程度)の風呂水に投下してみました。表面についた水で赤外線式タッチパネルが誤動作するので、画面が勝手に切り替わったり、潜水状態だとタッチパネルは動作しません。ですが、水から引き揚げれば問題なく動作しました。

差し当たり、お風呂やビーチの読書には心配はなさそうです。

注意事項ですが、JISの試験の一般的要求事項として、15 ~ 35 ℃の温度範囲、となっています。39度を越えるアツアツのお風呂にドップリとつけるのはやめましょう。

風呂場からは以上です。

Oasis(Newモデル)やKindle・Fire各モデルで、使用上の疑問などありましたら、
下記のエントリもご参考にどうぞ。

日本版 Amazon Kindle / Fire シリーズ FAQ【まとめ】
【お知らせ】 2017年9月20日、新型Fire HD 10が発表になりました。高解像度の液晶パネル(1920 x 120...

【まとめ】

Oasis(Newモデル)、大型画面でも薄型軽量で文庫本感覚で読める
ちょっと老眼ぎみの方にも、大画面で読みやすい、オススメ

メモリは倍増、32GBモデルもあって大量の書籍が文庫本1冊のサイズに

シリーズ初のIPX8防水対応、お風呂や雨の日の読書も安心

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現行E Ink Kindle比較表

 7" Kindle Oasis
(2017)
Kindle Voyage
(2014)
Kindle Paperwhite
(2015)
Kindle
(2016)
7" Kindle Oasis
(2017)
Kindle Voyage
(2014)
Kindle Paperwhite
(2015)
Kindle
(2016)
ディスプレイ7" E Ink®パネル (Carta)
1680x1264 300ppi
反射防止強化ガラス
6" E Ink®パネル (Carta)
1080x1440 300ppi

6" E Ink®パネル(Pearl)
800x600 167ppi
フロントライト12 LED
自動調光
6 LED

4 LEDなし
プロセッサ未公開デュアルコア
1GHz (512MB RAM)
Freescale i.MX6SL
1GHz (512MB RAM)


ユーザ・
インタフェース
静電容量タッチパネル
ページ送りボタン x 2
加速度センサー

ページ送りボタン x4
本体色グラファイトブラックブラック&ホワイト
外寸/ 重量159 x 141 x 3.4-8.5 mm
194g (WiFi)
194g (3G+WiFi)
162 x 115 x 7.6 mm
180g
169 x 117 x 9.1mm
205g (WiFi)
217g (3G+WiFi)
160 x 115 x 9.1 mm
161g
メモリ容量4GBまたは32GB4GB
32GB (マンガモデル)
使用可能時間最長6週間最長6週間
ワイヤレスOFFで30分/日使用
最長4週間
ワイヤレスOFFで30分/日使用
ワイヤレス802.11b/g/n
3G (セルラーモデル)
Bluetooth
(VoiceView/Audible用)

3G (セルラーモデル)


Bluetooth
(VoiceView専用)
オーディオVoiceView/Audible
(Bluetooth機器経由)
なしVoiceView
(Bluetooth機器経由)
防水機能IPX8 (真水2Mで60分まで)なし
価格WiFi
33,980~38,980円

WiFi+3G
4,4980円
WiFi
21,480円(広告付き)
23,480円(広告なし)

WiFi+3G
26,680円(広告付き)
28,680円(広告なし)
WiFi
14,280(広告付き)
16,280(広告なし)

マンガモデル
16,280円(広告付き)
18,280円(広告なし)

WiFi+3G
19,480円(広告付き)
21,480円(広告なし)
WiFi
8,980円(広告付き)
10,980円(広告なし)
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