【骨董移動端末館】第1回 Apple Newton MessagePad 100 開封の儀

最近、年代物のモバイル端末を、eBayなどでコツコツ収集中。骨董移動端末館と題して、ぼちぼち所蔵品をエントリで紹介して行きたい。現在の収蔵品は、VINTAGE MOBILEのページにまとめてあります。

骨董移動端末館、晴れある第一回はApple Newton MessagePad 100をご紹介。日本では正式には発売されなかったNewton初代モデル*。
*正確には今回紹介した100よりも古いパッケージングの無印のがあるらしい。ファームウェア以外ハードは多分一緒。

メーカー Apple Computer Inc.
製品名 Newton MessagePad 100
型番 H1000
製造委託先 シャープ
発売年月 1993年8月
発売時価格/入手価格 $699/ $84 @ eBay
CPU ARM 610 20MHz
OS Newton OS 1.3
ディスプレイ 6x6cm (対角3.7インチ) 反射式LCD、2値モノクロ240×240ドット
入力方式 感圧式タッチパネル、6.1インチ反射式LCD、2値モノクロ240×320ドット
電源 単3乾電池 x 4、SRAMバックアップ用 SR2322 x 1
寸法・重量 118.7 x 210.3 x 27.5mm・640g (バッテリ込)
詳細情報

apple-history.com
Wikipedia: 
Messagepad 
The Newton Museum

 

大変貴重な、新品未開封状態のMessagePad 100パッケージを入手できたので、開封の儀仕立てでご紹介。
初代Newtonは1993年8月発売。当時の価格は$699。奇しくも、このエントリを書いている2013年現在、丁度20年前の代物。

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▼パッケージ表裏。入手したのはデッドストック未開封のパッケージだったが、さすがに化粧箱にはスレや若干のヤケがあり、20年の年期が感じられる。

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▼ご開帳。当時$699もした割には、イマドキのAppleパッケージのおもてなし感に比べると安っぽい。
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▼付属品全部。スリップオンケース、本体、ACアダプタ、電池ボックスとイントロVHSビデオに説明書各種。
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▼Newton Informationと書かれた封筒には、Newton、Appleステッカーに予備のスタイラスなどが入っていた。20130823-100155.jpg

 

▼これが20年前のNewton MessagePad 100本体。あれ、2台あるし。
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オークションで、一台落札してるのより状態の良いものを見つけるとまた落札してしまい、、、というパターンでなぜか実は手元にNMP 100合計3台もあったりするわけで。。

で、最終的に未開封のものを手に入れ、折角なのでこの状態でしばらくキープしたい、ということで以降替え玉品でご紹介。Newton本体は表面にラバーコートがされており、経年の加水分解により劣化が進んでいる。無闇にさわると折角の新品同様品も台無しになってしまうゆえ。

替え玉本体の方は、素手でさわると若干ペタつくものの、不愉快にはならない程度の劣化状態。だがホコリが付着しやすい状態のため、以降の写真には表面に微妙にゴミが載っているがご容赦のほど。

 

▼本体表。本体の大きさからすると、6.1インチの表示部分はかなり小さく感じられる。
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スクリーンは反射式2値モノクロLCDでバックライトもない。初代Macみたいな画面。

Newton MessagePad、実は日本のシャープが製造していた。現在でこそODMメーカーとしては台湾や中国が幅を効かせているが、1990年代は日本のメーカーが受託製造するモバイル機器が多くあった。

▼シャープは自社ブランドのNewton OSライセンス機、Expert Pad PI-7000も販売していた。
映像出典: Sharp’s Newton ExpertPad

expertpad

▼Newton実物見た事無い方のために、手に持った状態の大きさ。コンビニとかで商品管理につかうPOS端末に瓜二つ。とてもじゃないが、満員電車で出す気にはならんな。20130823-112624.jpg

 

 

▼Newton発売から3年後に発表され、以降絶大な人気を博したPDA、Palm Pilotとの大きさ比較。20130823-142034.jpg

 

Palmの創業者は、Pilotを開発するにあたり、木製のモックアップを作り、ワイシャツのポケットに一日中入れて持ち運んで使うシミュレーションをするほど、持ち歩きに最適な大きさにこだわっていたらしい。それと比べるとNewtonのデカさと言ったら全くもう。しかも、初代以降のNewtonは代を重ねるごとに、さらに重く大きくなるという、モバイルガジェットの進化とは真逆を行く事になり、Palm OS搭載機の隆盛の陰で初代発表から5年後、あえなく生産終了となる。

1998年にNewtonプロジェクトが解散されて以降、その後初代iPhoneが登場するまで、Appleからハンドヘルドサイズのデバイスが発売される事はなかった。

 

▼iPhone 5との大きさ比較。

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▼Newton MessagePad 100、本体裏側から。

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▼電池蓋をあけると、単三電池4本収納のバッテリーパック、電池交換時のシステムメモリバックアップ用のCR2322が格納できるようになっている。

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▼本体左側側面。左上部にはPCMCIAスロットの排出ハンドル。真ん中にあるのは電源スイッチ。
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▼本体右側側面。右下部はシリアルコネクタと電源コネクタ。スタイラスが上部から収納されている。20130823-112443.jpg

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上部にはPCMCIAスロット。入っているのはダミーカード。黒い部分は赤外線通信部。

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▼NMP 100のスタイラス。プラスチック製で大変安っぽい。
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▼JobsがiPhone発表会で『(iPhoneで)タッチ作業をするのに何を使うか。スタイラスだ!(ドヤァ』って冗談言ってた動画。

Newtonは発売当時はあまりの大きさと値段に、とても購入する気が起きなかったし、特に思い入れもなかった。20年経って収集目的で手に入れてみても、やっぱり当時買う必要はなかったかなと。
以上で骨董移動端末館、第1回、Apple Newton MesagePad 100 開封の儀、おしまいー。次回をお楽しみにw

 

▼YouTubeに最近上がってた、Newtonのレビュー(こき下ろし?)ビデオ。本エントリではNewton OSの使い勝手を紹介しなかったので、興味のある方はこちらどぞ。

 

メーカー Apple Computer Inc.
製品名 Newton MessagePad 100
型番 H1000
製造委託先 シャープ
発売年月 1993年8月
発売時価格/入手価格 $699/ $84 @ eBay
CPU ARM 610 20MHz
OS Newton OS 1.3
ディスプレイ 6x6cm (対角3.7インチ) 反射式LCD、2値モノクロ240×240ドット
入力方式 感圧式タッチパネル、6.1インチ反射式LCD、2値モノクロ240×320ドット
電源 単3乾電池 x 4、SRAMバックアップ用 SR2322 x 1
寸法・重量 118.7 x 210.3 x 27.5mm・640g (バッテリ込)
詳細情報

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Wikipedia: 
Messagepad 
The Newton Museum

 

 

 

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