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日本版 Kindle Paperwhite 到着、速攻レビュー

Kindle

本日11月19日、待望のKindle Paperwhiteの店頭発売・出荷日。

当方で予約開始日に注文したPaperwhite 3Gが到着したので、簡単にまとめ。

日本版Kindle Paperwhiteについて詳しくは、当ブログの Kindle FAQエントリも併せてご参照のほど。

日本版 Kindle Paperwhite・Fire/HD FAQ

 

 

▼左が到着した状態の国内版Paperwhite梱包箱。
右のUS版と同じ、非常にコンパクトな簡易包装。この状態で宅配ラベルが上に貼られて到着した。

▼開封すると、Paperwhite 3Gが鎮座。電源の入れ方を説明した画面が表示されている。

 

この画面はダミーでなく、E Ink (電子インク)パネルに表示されている。E Ink製品は表示の際に電源を必要としないからこそできる。E Ink製品を見たことがない人はここでちょっと感動できるかも。

 

▼パッケージの中身。
本体とマイクロUSBケーブル、各国語で書かれた簡易マニュアルと注意事項。

USB電源アダプタは付属していないが、通常のAndroid端末用や、iDevice用のものが流用できる。もちろん母艦に接続してもOK。

 

▼Paperwhite裏面のレギュレーション関係の表示。
上が国内版、下が米国版。全く一緒。ハードを可能な限り全世界で共通化することで、コストダウンが狙える、と。
みんな大好き技摘マークはどちらにもしっかり。

 

▼さっそく電源を入れてみる。起動画面の後に、言語の設定が表示される。日本語を選択。

 

▼読み込み画面が表示され、最初の画面が表示される。

 

Paperwhiteでは、フロントライトが搭載、基本ONの状態で使うのだが、この表示はとても美しい。液晶のように画面が発光しないため、目が疲れないのがよくわかる。また、PaperwhiteではE Inkパネルが、758×1024ドット(212ppi)とiPad Mini1024×768 (163ppi)よりも高いインチ当たり解像度になっており、これまでのKindleと比較しても明らかに鮮明に画面が表示される。

一方、直射日光下ではE Inkパネルがその本領を発揮する。E Inkパネルは、環境光が明るいほど、視認性が上がるからだ。

▼屋外でPaperwhiteとiPad Miniで読売新聞のサイトを表示したところ。
環境光が強いほど見やすくなる、電子インクの強みがよくわかる。
だが、映り込んだ雲の美しさではiPad Miniが圧倒的。
(出典: 日本版 Kindle Paperwhite・Fire/HD FAQ)

本来、E Inkは自己発光しないため、逆に欠点として暗い場所では全く見えないという問題がある。Paperwhiteではフロントライトを内蔵しているため、この欠点は解消されている。夜間便の飛行機内などではE Inkで読書するのは厳しかったが、フロントライトのおかげでオールマイティに使えるようになった。

▼暗所でのPaperwhiteと、旧型Kindle Touchの表示比較。
フロントライトの威力がよくわかる。最大光量で暗闇で使うと眩しいほど。
(出典: 日本版 Kindle Paperwhite・Fire/HD FAQ)

 

このあと、WiFiの設定に移るのだが、折角3G版なので設定しないで使い続けてみる。Amazonから直接購入のため、すでに端末に自分のAmazonアカウント情報が紐づけられていたが、店頭購入の際には、最初の起動時に画面の指示に沿って登録すればよいはず。

スクリーンショットを取りそびれたが、初回の起動時には、チュートリアルが日本語で表示され、基本的な操作方法が習得できるようになっている。

ちなみに、スクショの取り方だが、右上隅と左下隅、または左上隅と左下隅のように、画面の対角2カ所を同時にタップ&ホールドすると、画面キャプチャができる。(情報thx: @hondamarlboro氏)
コツとしては、本当に端っこのところを同時にチョンってタップする感覚で。キャプチャした画面ショットは、母艦にマウントすると、ルートディレクトリに転げている。

 

▼チュートリアルが終わると、トップ画面が表示される。
Kindleユーザーズガイド、基本搭載の辞書などが表示される。ようこそ!というドキュメントが新規に届いている。

▼あけてみると、アマゾンCEOから自分宛のお手紙。

 この手紙、Amazonから直接購入の場合は、サーバにすでに準備されており、Paperwhiteが初めて無線で接続された瞬間にダウンロードされる。店頭購入などの場合は、端末から登録が終わった時点でサーバ側で作成、送信されると思われる。ちょっと購入した満足感が味わえる、素晴らしいパーソナライズド・マーケティングだ。

 

3Gが無料!と煽り文句がAmazon.co.jpにもあるが、書籍の購入、ダウンロード、しおりの同期以外には、実際に利用できる場面はあまり多くない。詳しくは以下エントリ参照。

[Paperwhite]3G通信で何ができる?

ブラウザでの3G接続をテストしてみたところ、アマゾン日本、アマゾン米国、Wikipediaには接続が可能だった。これ以外のサイトへの接続はWiFi経由となる。

▼Wikipedia、Amazon.co.jpにPaperwhiteのブラウザで3G接続。

 
Amazon.co.jp/ Amazon.comは通信負荷を減らすためか、随分そっけない簡略化された画面だが、実利用には問題はなさそう。WikiPediaを活用する人には便利かも。
あと、読書量の多い方は、3G経由でどこでも読了位置を記録してくれる点では、3G常時接続は便利。何も気にせずに、Paperwhiteから、iDeviceやAndroid端末、PCやMacなど、どこからでも続きのページが自動的に表示される。

 

とりあえずのご報告。Kindle Paperwhiteにご興味のある方は、Kindle FAQエントリをぜひご覧のほど。

日本版 Kindle Paperwhite・Fire/HD FAQ

 

 

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