【iPhone】怪しい公式SIMロック解除サービスを使ってみた

4/21追記:

Cutyoursim.comが、iPhoneSIMロック解除サービスを
中止すると発表。

未処理のオーダーについては、順次全額返金するとのこと。
類似のサービスを行っているサイトも中止を発表している模様。

先週ぐらいから、iPhone関係の海外ニュース等で話題になっていた、iPhoneのアンロック(SIMロックフリー化)を行うサービスを申し込んでみた。
Musclenerdや、Chronicなど、iPhone hackersもtweetしていたので、気になってる人もいるかと思う。

※このエントリは、これらの怪しい公式アンロックサービスをオススメするモノではないです。悪い結果になっても受け入れられる方、いわゆる人柱覚悟ができてる方向けだと思います。ご注意のほど。もちろん当方では何の責任も負いません。


申し込んだのは、cutyoursim.com ※という、SIMをマイクロSIM化するパンチを扱っているサイト。cutyoursim.com以外にも、同時に複数のサイトで同様のサービスが発表されていた。
※オーダーがある程度まとまったところで、データベース処理のバッチを流しているようで、数がまとまると、一旦受付を停止、再開を繰り返しているよう。(情報thx: @DuckMinister 氏、actor氏)

4/19追記: 同様のサービスを行っている、officialunlocks (twitter: @officialunlocks) によると、AT&T向け端末の公式アンロック登録ができなくなっており、USの申込者への返金が開始、新規受付が中止になった模様。@officialunlocks は、他の国向けの受付はまだ大丈夫というコメント。


他の携帯端末向けの公式アンロックサービスを、長年提供していたサイトも含まれており、このためMusclenerdも『これまでも実績があるし、おかしな事はないんじゃないか?』、『同時に色んなところから発表されてるから、きっと裏で何かが起きてると思う』みたいなtweetをしていた。

cutyoursim.comと、同様なサービスを発表してるサイトのサービス内容で共通な点は、

  • Jailbreak等は一切必要ない。一度アンロックされれば、将来にわたって有効。
  • Apple公式のアンロックで、Appleのデータベースに登録してアンロックを行う。
  • リモート・アンロックサービスで、iPhone本体を送る必要はない。
  • サービス購入時に、iPhoneのIMEIを登録する。
  • 万一、アンロックに失敗したり、将来アンロックが無効になったことを証明できれば返金する

というような、ワリと信用してよさそうな触れ込み。

オーストラリア等では、希望するユーザにだけ、iPhoneを有料でアンロックしてくれるサービスを公式に行っている。オーストラリアでこれをやっているのは、法律の絡みだが(希望するユーザにはSIMロック解除を提供しなくてはならない)、おそらく同じプロセスを踏んで、Appleのアンロック・データベースにIMEIを登録するんだろうと思う。

都合良く、手元に格安で入手した、Virgin MobileにキャリアロックされたiPhone4があったので、これをアンロックすることにした。ベースバンドが最近のモノで、そのうちultrasn0wがアップデートしたら、予備に使おうと思っていたので、ある意味渡りに船。微妙に怪しそうなサービスなので、騙されるのも覚悟で申し込んでみた。お値段$169.99。cutyoursim.comにした理由は、一番安かったから。他のサイトでは$180-$200ぐらいだった。

4/12、オーダー後直ぐに受注のメールが来た。オーダー番号700番台w

 

翌日4/13、”Order has been shipped”のメールが来た。

“Order has been shipped (出荷完了)”ってことは、もうアンロック済みかな? とも思ったが、ムダに復元させられるのもヤなので、確認メールを打った。

Hi- Does this mean my iPhone4 is ready to unlock through a firmware restore?
ちーっす、出荷済みって、俺のiPhone4復元したらもうアンロックできる状態ってこと?

なんと、3分ほどで返事のメールが来た。

Shipped means code has been added to unlocking queue.  When it shows delivered, that means it’s unlocked and ready.
出荷済みの意味は、コードがアンロックのキューに入ったってこと。『配達済』って来たら、アンロックの準備完了ってこと。

なるほど。返事が速いのでちょっと安心して待つことにした。

4/15、Google Checkoutから発送メールがきたー。

『出荷済み』の連絡ではないが、メールにあるリンクの中身をみると、アンロックの方法が書いてあった。iTuneにつないで、最新のファームウェア(4.3.2)に復元しろとある。

アンロック完了したっぽいので、iPhone4を4.3.1に復元してみた。

▼復元完了、アクティベーションモードで、b-MobileプラチナのSIMを入れてみる。
本来なら対応するキャリア(この場合Virgin Mobile)をいれないと、アクティベート拒否されるところ。

 

▼iTunesに公式アンロックされた端末のアクティベーション終了を示すメッセージが出た!

 

▼ベースバンドが04.10.01に上がっているが、b-MobileのSIMをきちんと認識、通信できる。

その後、2回ほど復元を試してみたが、いずれもアンロック成功の公式メッセージが出た。

きちんとIMEIがAppleのデータベースに登録されているようだ。よかった。今後公式アンロック状態を維持できるか分からないが、とりあえずアンロック版iPhone4が格安で手に入ったわけで、$169.99もドブに捨てずに済んで、よかったよかった。

追記:

コメやmentionが多い質問をまとめておきます。

公式アンロックしたら、Softbankの黒SIMでテザリングも使えるようになる?
パーソナルホットスポット機能の可否は、公式アンロックに関係がありません。キャリアバンドルという、iOSの内部設定で、キャリアSIMごとに可否が決まっています。したがって、ソフトバンクなど、パーソナルホットスポット機能が無効になっているSIMで、テザリングをするためには、やはりjailbreakをして、TetherMeなどで有効にする必要があります。

Jailbreakって何なの? おいしいの?
まあ読め:Apple iDevice Jailbreak用語集【まとめ】

ソフトバンク版のiPhoneでも、このサービスでアンロックできるかな?
保証するものでもありませんが、多分できると思います。

公式アンロックしたら、SB版iPhoneもシャッター音出なくなるかな?
いいえ。元からソフトバンク版以外の各国版iPhoneでは、アンロックに関係なく、ミュートスイッチをオンにすると、シャッター音消えます。シャッター音の振る舞いは、アンロックされているかどうかに関係ありません。

将来アンロックが無効になったりしない?
神のみぞ知る。Appleのアンロック・データベースに登録されている限りは、アンロックは有効だし、その間何回復元しようが、アップデートしようが、アンロックされたまま。ただし、CutYourSim.comをはじめとするSIMロック解除業者のサービスをAppleが無効とし、データベースから削除されれば、それ以降に復元・アクティベーションすれば元々のキャリアに再ロックされてしまいます。CutyourSim.comでは、将来アンロックが無効になったことを証明すれば、返金すると言っていますが、どこまで信用できるかは定かでないです。

※このエントリは、これらの怪しい公式アンロックサービスをオススメするモノではないです。悪い結果になっても受け入れられる方、いわゆる人柱覚悟ができてる方向けだと思います。ご注意のほど。もちろん当方では何の責任も負いません。