先日のロジクール・マウス ANYWHERE MX 2Sレビューの中で書いたMK850↓
国内ではなぜか販売されていない、マルチデバイス対応のマウスとキーボードのセット。アメリカのAmazonで$89.68で購入、転送会社経由で輸入しました。
手元に到着しましたのでレビューします。
▼MK850外箱
今回アメリカから輸入したパッケージなのでブランド名が”Logitech”と表記されています。ロジクール社、アメリカ含め日本国外ではすべてLogitechが正式名称です。日本には完全に同業同名で『ロジテック株式会社』(英語表記はLogitec) があるので、日本だけはロジクール(Logicool)ブランドになってます。
▼中身。エルゴノミクスタイプのキーボードです。
K850キーボード本体に、マウス、Unifyingレシーバ、USB延長ケーブルが同梱されていました。付属のマウスは国内でも販売されているM720 トライアスロンです。
▼箱の中に唯一の設定図解が印刷されています。
統合設定ツールのOptionsとか、FLOWの話はどこにも出てきません。前回も思いましたが、ロジクール(Logitech)新規ユーザーにはとても不親切な会社です。
▼ペアリングが終わると、K850キーボードとM720マウスがOptionsに追加されます。
ペアリングの最中にもおかしいなと思っていたのですが、ここで残念な事に気が付いてしまいます。マウスの切り替えとキーボードの切り替えが連動しない。
▼キーボードのタブにはFLOWの設定がありません。
どうもキーボードの方はFLOWに対応していないようで、この2つを組み合わせて得られるのは、キーコンビネーションを使ったジェスチャー機能だけのようです。
切り替え機能自体は、きちんと動作しています。マウスとキーボードのスイッチを1-2-3で切り替えられますし(※個別に、連動せず)、マウスの方はFLOWを有効にしてあれば、設定した位置までカーソルを動かせば、接続先が切り替わります。(※キーボードは手で切り替える必要があります)
がーん。一緒に使う意味ないじゃん。
キーボードの切り替えスイッチとマウスのが連動して、疑似KBDみたいに使えると期待していたのですが残念。注文する前にもっと調べればいいんだろうけど、一緒に動くと思うだろjk。
▼M720トライアスロンの方は普通にFLOWで設定ができました。
というわけで、個人的には残念な結果になってしまいました。
キーボード自体は悪くはないので、しばらく使ってはみようと思いますが、メカニカルに慣れた指にはメンブレンのキーボード打ち続けるのはちょっと辛い気が。FLOW対応してないならFILCOの黒軸Bluetoothキーボード買った方が良かったなあ。
【まとめ】
- ロジクールのマルチデバイス・キーボードはFLOWに未対応。FLOW対応マウスと一緒につかっても別々に切り替える必要あり。
- 買う前に仕様はよく調べましょう。(調べないから衝動買いなのですが)
【おまけ】
▼一緒にウルトラスリム タッチマウス T630BKっていうのを購入しました。写真一番左。
このT630BK、持ち運び用ですごくコンパクトなんですが、質感と持った感触が素晴らしいです。店頭で触ってみていいなと思っていたのですが、米国アマゾンで格安(refurbish品ですが$20) だったので買ってしまいました。
表面はApple Bluetoothマウス同様のタッチパネルになっており、スワイプで各種ジェスチャー入力ができます。
▼T630BK、コンパクトなのに2デバイスまでのペアリングができます。
これは現物手にするまで知らなかったので、うれしい驚きです(買う前に仕様を ry)。残念ながらFLOWまでは対応していません。
▼GPD-Pocket用のマウスも探していたのですが、デザイン、大きさともベストな感じです。
こっちはいい買い物でした。
現場からは以上です。
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