redsn0wに限らず、jailbreakツールの利用は自己責任で。
最悪iPhone/iPod Touchが起動不能になる。
jailbreakが原因の修理は保証期間内でも有償らしいので注意。
beta3がテスト配布されていた、redsn0w 0.9が正式リリースされた。
まだ当方では試していないが、Dev-Team サイトから情報を超訳しておく。
あくまで参考に。作業する場合は原文を読むこと。
beta 3での利用レポートはこちら。【iPhone_JB】 Redsn0w 0.9 beta3でjailbreakしてみた
追記 2/1: IPCCテザリングで問題がでたらしく、その後0.91、0.92とアップデート。現行版は0.92で、IPCCテザリング機能は削除されている。Dev-Teamサイトに併せて、下記記述もアップデートした。
なお、とよしんさんが0.92を利用して、3Gのjailbreakを成功している。
redsn0w 0.9から0.91そして0.92にアップデート(正式版) (とよしんのブログ)
redsn0w 0.92とは
iPhone & iPod Touch向けの、クロスプラットフォーム jailbreak、アンロック、カスタマイズツール。カスタマイズには、ブートロゴ、リカバリーロゴおよび “verbose(ログ出力つき)” ブートが含まれる。iTunesは使用しない、スタンドアロンのプログラムになっている。(カスタムIPSWは使用しない)
ダウンロードは、元ページの一番下にリンクがある。(その前に必ず原文にすべて目を通す事!)
redsn0wは、これまで何年もの間、色々な状況で使用されてきた。(poorlandのWindowsバージョンのQuickpwnも含む)
最近では、Apple ファームウェア3.0/3.1向けにredsn0w 0.8で使用された。
サポートされているデバイス、プラットフォーム、ファームウェア
0.9正式版では下記をサポート:
- 全てのバージョンのiPhoneとiPod Touch
- Apple ファームウェア 3.0 および 3.1.2
- WindowsとMac OSX (x86)
PPC版 OSX、およびLinuxについても、まもなくサポート予定。
アンロックが必要な場合、iPhone 2Gではツール自体でサポート ( BootNeuter ユーティリティのインストールによる). 3Gと3GSの場合は、jailbreak終了後、Cydiaからultrasn0w (ベースバンド 04.26 推奨) または blacksn0w (ベースバンド 05.11)をインストール。
Pwnage Toolとの相違点
redsn0wは、Pwnage Toolの様に、復元作業を必要としない (実際のところiTuesすら使用しない). 一方、Pwnage Toolでは、アンロックの機能を損なわないように、ファームウェアアップグレード時に、ベースバンドのアップグレードを防ぐことができる。. (redsn0wはベースバンドには手を加えないが、ファームウェアアップグレード時にベースバンドのアップグレードを防ぐ機能はない。
忠告: 04.26もしくはそれ以前のベースバンドを維持したければ、redsn0wの適用のためにAppleの3.1.2純正アップグレードをしないこと。この忠告の一番重要な点は『Appleの3.1.2純正アップグレードをするな』という点だ。Ultrasn0wを使い続けようと思ったら、0.4.26ベースバンドを維持したいはずだ。05.11をgeohotのblacksn0wでアンロックした利用者の10-20%が直面していると思われる、WiFi接続の問題は、Ultrasn0wにはない。もし、04.26またはそれ以前を利用しているのであれば、Pwnage Toolを利用して、カスタムファームウェアを作成し、3.1.2にアップグレードするか、3.0以前であれば、そのままredsn0wを使えばよい。(redsn0wとultrasn0wは、3.0・3.1.2のどちらでも動作するが、ultrasn0wはベースバンド04.26が必要).
blackra1nとの相違点
- カスタムロゴと、verbose ブートのサポート
- 個別のインストールなしで、自動的にCydia、afc2およびIPCC テザリング・ハックをインストール。これら全てがオールインワンになっているため、redsn0wは、blackra1nのように、複数レベルのインストールを必要としない。
- iPhone 2G, iPhone 3G, および iPod 1G向けのオリジナルのPwnage ブートROM exploitを使用する。 (ブートROM exploitであるがゆえ、Appleは新しいハードウェアのリリース時にしか、修正が不可能)
ただし、redsn0w 0.9は、3.1.2のiPhone 3GS、iPod Touch 2G+3Gでは、USB exploitを使用しているため、Appleの次のファームウェアリリースでは修正される可能性がある
後期モデルを使ってる場合
もし、iPhone 3GSの後期モデル(新ブートROM) またはiPod Touch 2GでシリアルナンバーがMCで始まるモデルを使用している場合、redsn0wを使用することはできるが、”tethered” リブートに制限される。つまり、デバイスのリセットをする度に、コンピュータに接続し、ブートを終了させる必要がある。また、これらのモデルではカスタムロゴは使 用出来ない。
iPhone 3GSやiPod Touch 2Gで、これらのモデルに該当するかどうか、redsn0wは問い合わせ表示を出す。もし、後期モデルを使用しており、正しく答えなかった場合、システムの復元をやり直すハメになる可能性が高い。
後期モデルを何らかの理由でリセットし、tetheredブートをする場合には、redsn0wを起動して、“Just boot tethered right now” を選択するか、blackra1nを実行すればよい。
すでにjailbreak済みの場合
もし何らかの方法でjailbreak済みの場合でも、redsn0wはブートロゴを変更したり、オリジナルのロゴに戻したり、 verdoseブート表示の切替に使用することができる。 “Already Pwned” を選択すれば、jailbreakモードに入るためのステップを省略することができる。
作業に必要な時間
Jailbreak開始後(カスタム選択を行ってから)、ハードディスクの画像(“Downloading Jailbreak Data”) が30秒以内に表示される。その後、リブートされ、作業の続行中は、”走るpwnapple” が表示される。その後1-2分ほどで作業は終了し、再度リブートすれば終了。
IPCC テザリング・ハックとは
Appleによって認証されていない、携帯キャリアバンドルのインストールを可能にする。つまり、iPhoneを経由して、自分の利用するキャリアの3G回線で、PCをインターネットに接続できるキャリアバンドルを利用するようなことができる。 詳しくは、このページの2番目のトピックを参照。redsn0wは常にこのハックを3Gと3GSに自動的にインストールする。(選択は不要)
安全なの?
1月の中旬ごろから、IRCとうちのブログにいた有志がテストを行っている。というわけで、何か起こったらシステム復元を行う必要があるかもしれない…よって、実行前には、必ずデータや画像などを同期・バックアップしておくこと。
フィードバック
フィードバックが何かあれば、 Musclenerd (gmailかiphone-dev.orgあて)まで。または、#redsn0w タグをつけてtweetしてくれてもいい。使っているデバイス、OSおよび、発見した問題について、詳細を明記のこと。
ダウンロード
Dev-Team サイト へどぞ。