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【iPhone_App】 産経新聞Appが凄いデキな件

今日公開された産経新聞Appがすばらしい。

▼このApp、その日の紙面をまるごとビットマップで配信・閲覧できる。単純なしくみだが、この手法が取れるのも、ピンチイン・アウトが自由自在にできるiPhoneならでは。普通の携帯で見たら、間違いなく操作にイラつくところだが、指先で読みたい箇所まで行って拡大とやっていると、普通に新聞を読む感覚がして、逆に楽しい。ページ送りは、一回タップ画面下に出てくるカーソルでも、フリックのどちらでもおk。

毎日5時に朝刊を配信する、ということで、最新の朝刊がタイムリーに見られる。しかも、紙面データはキャッシュされ、取り込み後Appを終了してもデータは消えない。朝、家でWiFiで一気に取り込み、電車の中など、好きな時に読むことができる。

▼ピンチアウトで、ここまで拡大できる高解像度のデータなので、全紙面のダウンロードにはかなり時間がかかる。WiFiで一気にまとめて落とすのが効率的。

▼各ページのサムネールを選んで、ダウンロード進行中でもそのページへジャンプできる。青いランプがついているページは、キャッシュが完全に済んだページ。キャッシュ化の作業は、常に並行して効率よく行われるので、ダウンロード中も他のページを見ながら待つことができる。

さらに凄いことに、閲覧しているページを優先してキャッシュ化を進めてくれる。非常に良く作られた紙面ビューアーになっている。常に通信が確保でき、パケット代が気にならなければ、いつでもストレスなく新聞を読み始められる。

▼キャッシュ化の作業が進行中に、別ページを開いて拡大すると、その部分を優先してキャッシュ化をはじめる。この画面では、画面上半分の部分からキャッシュ化が進行しているところ。閲覧しているページのキャッシュ化が完全に終了すれば、もともとのページのキャッシュ化作業に戻ってくれるようだ。

まとめ:
産経新聞、えらい、すごい。
もう新聞紙はいらない、とか言われているが、この電気新聞紙アプローチはさらにその動きを加速すると思う。広告モデルも、現状の新聞のままでいけるし、しかも編集インフラも現状のままでおk。

あたりまえを凄い事にした、産経新聞に脱帽。

 



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