wktk期待して即買いしたが、うーむ、だめだろコレ。
iComicはもともとJailbreak環境で動く、オープンソースのコミックビューアー。つか、Jailbreakをした事がないので、あんまり詳しくは知らないが、jailbreakの恩恵で、自由に母艦側からファイル転送ができるオープンソース版と比べて、App Store版は、iPhone側からのダウンロード操作にしか対応していない。結果としてかなり使いにくい。
ファイル転送のやりかた
1. まず、webサーバを立ち上げます。
ってオイ、いきなり敷居高すぎるだろ、常識的に考えて
他の用途でhttpd上げている人ならともかく、コレのために新たに設定は面倒すぎ。
2. iComicを立ち上げて、webサーバ上のファイル名を入力してzipファイルをダウンロードします。
ってコラ、一覧表示できないから、いちいちファイル名覚えてないとダウンロードできないし。
zipしたコミックファイルが直接開くのはいいが、他の一切のフォーマット、裸のjpgファイルまで開けられない。
3. 転送を開始します。
iFunBox => カメラフォルダの高速転送に慣れた身には、辛い劇遅転送。
カメラフォルダ下にファイルをおいて読み書きしてくれれば、転送はi-Funboxでやるから理想的なんだけど
4. コミックのzipファイルは大きいので、転送中にiPhoneがタイムアウトしてエラーになります。
ちょ、おま
閲覧時の操作方法に関しては、よく考えられていると思う。
タップ1回で次ページ
タップ2回で前ページ
タップ3回で、ファイル一覧に戻る。
もちろんピンチインアウト＝くぱぁ対応
コミックビューアー専用のAppだけあって、画像縮小拡大時の、アンチエイリアシング処理も、非常に優れている。今メインでコミックビューアとして使っている、Discoverと実際に比較してみた。
▼iComicでの全画面表示。エッジにぼけが少なく、拡大しなくても、かなり読めそう。また、自動的に拡大して、きっちりと画面いっぱいに表示してくれる。
▼Discoverでの全画面表示。Air Sharingとの比較ではかなり優秀だったが、デフォルトで画面いっぱいに広がってくれず、若干エッジが甘いので、iComicとくらべると、やや読みづらい。
ただし、iComicは閲覧時、かなりもっさりした操作感。Discoverでの閲覧のキビキビした動きに慣れているので、相当イラついた。
しかも、ピンチインアウトなどすると、かなりの確率でiComicが落ちる。
まとめ:
今回のファーストリリースでは、いろいろな問題のために、あまり実用にならないと思う。潜在能力としてはかなり高いように思えるので、今後のアップデートに期待したい。
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