- 購入前情報
- Kindle、Fireってどんな製品ですか?
- KindleとFire、どっちを買ったらいいんですか?
- Kindleの3G(4G)接続で何ができますか?
- キャンペーン情報って何ですか?
- Kindleで本を読む以外に何ができますか?
- Fireって普通のAndroid端末と何が違うんですか?
- Fireで買ったアプリは、他のAndroid端末で使えますか?
- 電池の持ちはどうですか?
- 電子インク表示ってどうですか?
- Fireをテレビにつなぐことはできますか?
- 使いやすいですか?
- KindleのVoiceViewって何ですか?
- Audibleって何ですか?
- Prime Readingって何ですか?
- Kindle オーナーライブラリーって何ですか?
- Kindle Unlimitedって何ですか?
- 米国版で日本のKindleストアの本買えますか?
- 購入後情報 1: 操作関連
- 購入後情報 2: 設定関連
- 購入後情報 3: メディア関連
- 付録
購入前情報
Kindle、Fireってどんな製品ですか?
Kindle・FireはAmazonコンテンツの利用に特化したAmazon製電子書籍リーダとタブレット機器のブランド。大きく分けて3つの種類があります。
- Kindle: 電子インクパネル搭載の電子書籍リーダ・ハードウェア。
- Fireタブレット: AndroidベースのAmazon 独自OS搭載タブレット
- Kindleアプリ: PC・Mac・スマートフォン・タブレット用に、無料で配布されている電子書籍リーダ・アプリ。
本FAQでは、主にハードウェアのKindle・Fireシリーズについて記述しています。
一番の特徴は、モノクロ電子インク(E Ink)パネルの搭載です。電子インクパネルは画面を切り替える時のみ電力を消費し、一度表示された画面は電力を使わずに表示し続けることができます。バックライトを必要としないため、反射光で画面を見る仕組みになっています。結果として、液晶・OLED搭載の一般のタブレット機器よりも小型軽量かつ長時間利用でき、また目が疲れにくいというメリットがあります。
- Kindle (2022) は、シリーズ中最も低価格で、10,980円から。
- Kindle Paperwhite (2021)は、6.8インチの高精細300ppi 電子インクパネルに、フロントライトを搭載。14,980円から。防水。
- Kindle Oasis (2019)は、7インチの電子インクパネルを搭載したハイエンドKindle。29,980円から。防水。
- Kindle Scribe (2022)は、10.2インチの大型電子インクパネルを搭載し、付属のタッチペンでメモなどの手書き入力ができるハインエンドKindle。
▼Kindle (2022) 目に優しい6インチ電子インクパネルを搭載、重量は新書本程度。2019年モデルからフロントライトを搭載。普通の本を読んでいる感覚で読書に集中できます。
▼Kindle Scribe (2022) 大型10.2インチの電子インクパネルを搭載。付属のタッチペンを使えば、書籍にマーキングをしたり、手書きでメモを取ったりすることができます。
カラー液晶パネルを搭載したタブレット。ローエンドのFire 7、HD解像度のFire HD8、さらに高精細表示になったFire HD 10の3ラインアップ。最大の特徴はその価格設定にあります。
- 7インチのFire 7 (2022)は、わずか6,980円から。
- 8インチのFire HD 8 (2022)は11,980円から。
- 10インチのFire HD 10 (2021)は15,980円から
と、有名ブランドタブレットとしては圧倒的な低価格設定になっています。
▼Fire 7 (2022)は6,980円からと驚きの低価格でありながら、クアッドコア・プロセッサに加え、7インチのディスプレイ、マイクロSD拡張スロットの搭載など、書籍はもちろん、ゲーム、動画や音楽を快適に楽しめる機能も併せ持っています。さらに、Alexaハンズフリー機能も搭載しています。
KindleとFire、どっちを買ったらいいんですか?
Kindleシリーズは新書本より薄くて軽いし、混んでる電車の中でも邪魔にならず、何百冊も電子書籍を持ち歩くことができます。Kindleに搭載された電子インクパネルは、まるで紙の本を読んでいるかのように、目に負担を掛けずに読書に励むことができます。さらに、電子インクは画面切り替え時以外はほぼ電力消費がないため、長時間に渡って充電の必要がありません。毎日電車通勤中に読書しても、1週間以上充電を心配する必要がありません。
一方、Kindleに搭載されたモノクロの電子インクパネルは、反応速度は非常に遅く、むろん動画の再生もできません。Kindleは電子書籍リーダに特化した端末であり、それ以外の機能はオマケ程度と考えたほうがいいと思います。
非常に低価格なAndroidベースのタブレット端末です。価格は6,980円からと、他社のタブレット製品と比べると圧倒的に低価格。通常のAndroid端末と異なる部分は、Kindle本を含めたアマゾンのコンテンツ利用に最適化されている点です。Prime会員なら無料で利用できるPrimeビデオやPrime Readingなど、様々なAmazonサービスに簡単にアクセスできます。一方、OSがカスタマイズされているため、Google Playに接続できなかったり (代わりにAmazonアプリストアからダウンロード) 、Google Mapなどが搭載できなかったりする点には注意も必要です。
いつもカバンの中に入れて、文庫本感覚で電子書籍を読みたい方はKindleシリーズが一押しです。新書本並の軽さと、超長時間バッテリーで読書に集中できます。
読書だけでなく、ビデオやゲームなどを楽しみたい方はFireシリーズ 。Prime Video、Prime MusicなどのAmazonの各種サービスを楽しむのにも最適です。
Kindle/ Fireシリーズ現行モデルの詳しい仕様は、巻末の比較表をご参照下さい。
Kindleの3G(4G)接続で何ができますか?
従来のKindleモデルの多くには、3Gまたは4G接続可能なモデルの設定がありました。現行機種ではOasisのみ、4Gモデルの設定があります。無料4G!と製品の紹介でも煽られてるので、つい過剰に期待してしまう方もいるかもしれません。ですが、実際のところさほど大きな恩恵はないので、ご注意下さい。最も大きな特徴として、3G/4G接続料はすべて無料になっていますが、これが逆に3G/4Gで利用できる機能に制限をつけている格好にもなっています。
3G/4G対応Kindleが3G/4G経由で出来ることは大きく二つあります。
- Kindle本ストアの閲覧、サンプル版書籍ダウンロード、書籍購入。
ただし、コミックなどの容量の大きな書籍は3G経由では購入できません。 - 読書中の書籍に付けたしおりやコメントを機器間で同期する、Whispersync機能や、読書中の書籍の文章をTweetする機能など。
読書量の多い方は、どこでも読了位置を記録してくれるWhispersyncには、3G常時接続は地味に便利です。WiFiがない場所でも、Paperwhiteから、iPadやAndroid端末、PCやMacなど、どこからでも続きのページが自動的に表示されます。
3G経由では、ブラウザへのアクセスはAmazon.co.jp、Amazon.com、Wikipediaのみになります。
うーん、ぶっちゃけWiFiモデルとの差額分(5200~6000円)の価値があるか微妙です。
なお、Kindleの3G/4G機能は、海外ではローミングできません。
キャンペーン情報って何ですか?
キャンペーン情報とは、FireとKindleシリーズに表示されるアマゾンの広告です。
広告つきモデルのKindleは、通常のモデルに比べて価格が約2000円安く設定されています。
▼ロック画面とトップメニューの両方に、キャンペーン情報が表示されます。
[今すぐチェック]をタップするとKindleストア画面に遷移します。
※ファームウェア1.53.7以降ではトップメニューの広告は表示されません。
キャンペーン情報つきモデルで表示されるこの広告、公式には消す方法がありません。電源を入れてから一回スワイプでワンテンポ間があく点もありますし、広告つきモデルにするべきか購入前に慎重に検討することをお勧めします。
Fireにはキャンペーン情報つきモデルの設定はありません。購入したFireはすべてデフォルトでロック画面にアマゾンの広告が表示されます。Fireシリーズのキャンペーン情報は設定で消すことが可能です。
▼Fireのロック画面に表示される広告の例。
[今すぐチェック]をタップすると、アプリのダウンロードへ。
Kindleで本を読む以外に何ができますか?
Kindleストアで購入した書籍以外に、pdfなどの各種フォーマットのドキュメントを閲覧する事ができます。書籍・ドキュメント閲覧時にはインラインで参照できる、英和を含む各種辞書も搭載されています。
また、SafariやChromeと同系統のwebkitベースのブラウザが搭載されていて、WiFi接続で使用することができます。3G接続の場合はAmazonとWikipediaの閲覧に限定されます。
▼Kindle Oasis内蔵ブラウザで読売新聞のサイトを表示。
(タップ・クリックで高解像度表示)
Fireって普通のAndroid端末と何が違うんですか?
Fireシリーズは、Fire OSという独自OSを搭載しています。Fire OSはAndroidをベースに開発されたものですが、ユーザーインターフェースを始めとして、Amazonのサービスが利用しやすいように、かなりカスタマイズされています。
▼Fire OSのトップ画面。画面上部のメニューから、Amazonのサービスにすぐアクセスできます。
また、Fire OSにはGoogle純正ストアであるGoogle Playが搭載されていません。Google Playが提供する各種コンテンツ・サービスの代わりに、Amazonアプリストア、Primeミュージックストア、Prime Videoストア、Kindleストア が搭載されています。
▼Amazonアプリストア
Fire用の追加アプリは、ここからダウンロードします。アプリ自体はほとんどのものがGoogle Playからダウンロードするアプリと同様のものです。
なお、FireシリーズにはGoogleの標準Androidアプリ各種 (Google Maps、Gmail、YouTubeほか、おなじみのもの色々)も搭載されていません。その数約3,000万と言われるAmazonの強力なコンテンツを中心に楽しむための端末、と割り切る必要もあると思います。
Fireで買ったアプリは、他のAndroid端末で使えますか?
はい、使えます。他のAndroid端末にAmazon Appstoreアプリをインストール、同じAmazonアカウントでサインインすれば、Fireで購入したアプリは他のAndroid端末のAppstoreアプリから無料でダウンロードできます。もちろん逆もOKです。
▼Amazon AppstoreアプリをインストールしたAndroid携帯。
Amazon AppstoreアプリはGoogle Playにはないため、Amazonのページからダウンロードが必要です。
Android端末へのAmazonアプリストアのダウンロードとインストール方法はこちら
電池の持ちはどうですか?
残り電池時間を気にする習慣が無くなってしまうぐらい電池が持ちます。ワイヤレスオフで普通に使用した場合、最長6週間持つとされています。電子インクディスプレイは、ページを変えない限り電力を消費しないため、このような長期間の利用を実現します。現行Kindleシリーズ全てで標準搭載されているフロントライトも、LCDのバックライトと異なり、多くの電力を消費しません。実際の利用では、みっちり読書してても、充電は2週間に一度でも充分すぎるくらいな感覚です。
他社のAndroidのタブレットやiPadと比較しても、そこそこ持つ部類かなと思います。スタンバイ時の電池の持ちは結構良い印象です。
電子インク表示ってどうですか?
白黒の印刷物を見ているようで、キレイです。液晶のように画面が自己発光しないため、長時間読書していても目が疲れにくいです。
▼Kindle Oasisの電子インク画面。
(タップ・クリックで高解像度表示)
電子インクの欠点としては、画面のリフレッシュが低速かつ、リフレッシュ時に前画面の軌跡が残ったりする点があります。書籍を読む分には大きな支障はありません。ただし、現状の電子インクの性能では動画などを表示することは無理で、そのためKindleは読書のみに特化した端末になっています。
電子インクパネルは自己発光しないため、明るければ明るいほど視認性が上がります。
▼直射日光下のPixel 3(有機EL)、Kindle(2019)、Fire HD8(液晶)。
環境光が強いほど見やすくなる、電子インクの強みがよくわかると思います。
*Pixel3とFire HD8は最大光量設定でコレです。
逆に、電子インクパネル自体は自己発光しないため、暗い場所では全く見えません。現行のKindle シリーズではフロントライトを内蔵しているため、この欠点は解消されています。
▼暗い部屋でフロントライトをオフとオンにしたKindle(2019)
Fireをテレビにつなぐことはできますか?
現行のFireタブレットにはHDMI端子がありません。Miracastにも対応していないため、対応ディスプレイにWiFiで繋ぐこともできません。
Fire TV、Fire TV Stickをお持ちであれば、Amazonビデオに関してはWiFiで接続し、大画面でビデオを鑑賞することができます。Fire TV自体でAmazonビデオは見られますから、あんまり意味ないですね。All Screen Receiverなどの画面ミラーリングアプリをインストールすれば、Fire TVやChromecastと接続して画面をTVに表示することはできます。
使いやすいですか?
2点マルチタッチ対応の電子インクパネルを搭載し、モバイルOSっぽいインタフェースになっています。さらに、Kindle Paperwhite・Oasisでは、静電容量式のタッチパネルを搭載しており、タッチセンスの感度も向上しています。(無印Kindleは赤外線式タッチパネル) ただし、電子インクの応答速度の遅さもあり、スマートフォンやタブレットのような軽快さはありません。かなりモッサリした操作感ですが、書籍を読む分には十分ではあります。
Fire OSのユーザ・インタフェースは、Androidをベースにしており、直感的で使いやすいです。また、Kindleストアを始めとする、Amazonのコンテンツサービスは非常に使いやすいです。ただし、カスタムデザインのUIは通常のAndroidとは若干異なっていますが、15分ぐらいスリスリいじっていれば簡単に覚えられると思います。
KindleのVoiceViewって何ですか?
VoiceViewはハンディキャップのある方向けに、Kindleの画面に表示されたテキストを読み上げる機能です。英語環境にのみ対応しています。使用するには、言語を英語環境に設定し、Accessibility-VoiceView ScreenReaderをオンにし、Bluetoothヘッドセットをペアリングします。以降、タップの操作は全てダブルタップになりますのでご注意ください。
Audibleって何ですか?
Audibleはアマゾンが提供するオーディオブック製品です。字で書籍を読む代わりに、プロのナレーターが録音した音声で書籍を楽しむことができます。アメリカではKindle本との販売連携が進んでおり、多くの書籍にAudible版が同時に提供されています。本来であればFire、Bluetoothを搭載したKindleで利用できるのですが、残念ながら日本語環境にはまだ対応していません。一方、iOS、Android、Windowsに関してはアプリで完全日本語対応がされており、すでに日本語化されたAudibleサービスを楽しむことができます。Amazon純正デバイスで使えないのはどうも納得できないですよね。
Prime Readingって何ですか?
Prime Readingは、Amazon Prime会員であれば、本、雑誌、漫画など数百冊(’18/10/16時点では800冊強)のKindle電子書籍が無料で読み放題になるサービスです。KindleでもFireでも、Kindleアプリでも、端末を選ばず利用が可能です。
Kindle オーナーライブラリーって何ですか?
Kindleオーナーライブラリーは、KindleやFireのユーザー、またはPrime会員であれば対象タイトルの中から好きな本を毎月一冊読むことができるサービスでしたが、2021年1月に終了しました。
Kindle Unlimitedって何ですか?
Kindle Unlimitedは、月額980円で、十数万もの各種日本語Kindle本に加え、膨大な洋書Kindle本が読み放題になります。利用は、KindleやFireはもちろん、Kindleアプリをインストールしたスマホやタブレット、PCやMac、いつでもどこでも読むことができます。申し込んで30日間は無料で利用できますので、一度試してみるのをお勧めします。
米国版で日本のKindleストアの本買えますか?
初代Paperwhite以降に発売された米国版Kindle、Fire HD(2012)以降のモデルでは、OSを日本語設定にし、[設定]-[登録]-[Kindleの登録を解除]して、amazon.co.jpのアカウントで登録し直せば、日本ストアへの接続と利用ができるようになっています。
購入後情報 1: 操作関連
ユーザ登録ってどうすればいいですか?
Amazonから直接購入した場合、手元に届いた時には既にユーザ登録作業が完了してるので、WiFiなどの設定を終えればスグに使えます。
Amazon以外で購入した場合には、Amazon.co.jpアカウントをお持ちでしたら、それを登録します。もしお持ちでなければ、セットアップ画面の指示にそって作成してください。
中古品などで旧ユーザのアカウントが登録済みの場合は、セキュリティの問題もありますから、工場出荷時にリセットしましょう。[設定] – [端末オプション] – [工場出荷時の設定にリセット] 。その後、セットアップ画面から自分のAmazon.co.jpアカウントを登録します。
使い方がいまひとつわかりません。
独自のシステムですが、操作方法自体はスマートフォンやタブレットと変わりません。とても単純なインターフェースですから、使っていればすぐ慣れると思います。
Kindleの各種設定については、画面一番上からフリックすると、↓のようなクイックアクセスが表示されます。
詳細設定は、『すべての設定』を押してください。
ファームウェア5.13.7よりも古い機種では、設定へのアクセスが異なります。
書籍表示画面以外では、画面最上部にオプションバーが表示されています。
▼Kindle画面上部に表示されるオプションバー。
ホームアイコンを押せば、いつでもホーム画面に戻る事ができます。オプションバーの ボタンを押すとプルダウンメニューが出ます。プルダウンメニューは、コンテクスト・メニューになっており、表示されている画面・状況によって出てくるアイテムが異なります。例えば [設定] や [ブラウザ] は、ホーム画面から ボタンをタップした場合だけ表示されます。書籍表示モードから、オプションバーを表示するには、画面上部をタップすればOK。
Fire OSはAndroidベースのUX/UIなので、触っていれば使い方は自然と分かるかと思います。画面を左右スワイプで、本、ビデオ、ゲームなどのライブラリやストアへのアクセス。画面下部にはAndroid同様のナビゲーションバーがあります。
▼Fireシリーズ画面下部に表示されるナビゲーションバー。
表示されてない画面からは、画面下部から上方向スワイプで表示されます。
戻る、ホーム、アプリ履歴の3つのボタン。
Fireシリーズで各種設定を行う場合は、画面上から下スワイプで、クイック設定を表示させます。
▼クイック設定。Android同様、画面一番上から指で下へスワイプすれば出てきます。
詳細設定は、右上の歯車ボタンから。クイック設定領域の下には、通知が表示されるのは通常のAndroid端末と一緒です。
Amazon.co.jpにはKindle/Fireの利用方法やトラブルシューティングについて非常に詳しくまとめられています。
Amazonデバイスサポートから、ご自分の機種を選んでご覧ください。
Paperwhiteのフロントライト光量最低にしても暗闇で光ってます
Paperwhite (2015)以前の機種では仕様らしく、フロントライトを完全にオフにする方法はないです。フロントライトはあまり電池喰わないみたいですから、気にしないでよいと思います。
Kindleで前のページが透けて見えます
電子インクはリフレッシュ速度が遅く、できる限り高速にページ送りをするために、画面の必要な部分だけを更新してページ送りをしています。このため、前のページの残像が残ってしまうことがあります。
▼前のページの残像が残った画面。画面にうっすらとモアレが出ています。
(タップ・クリックで拡大)
(画像出典: 素晴らしい国・日本に告ぐ!)
[設定] – [読書オプション] – [ページの更新]をオンにすれば、ページをめくる度に全画面をリフレッシュする設定に変更できます。でも、この場合画面リフレッシュによる画面の反転がページ送りの度に目立ってしまうことになります。気になる方はまずは試してみてください。
Kindleで本の写真を拡大表示したい
コミックなどの固定レイアウトの書籍は、普通に日本指でピンチイン&アウトで拡大縮小できます。
文章中心のリフロー型の書籍の文中の写真・図版を拡大する場合、拡大したい写真を長押しします。すると、拡大鏡アイコンが画像の真ん中に出ますのでタップしてください。
(画像出典: Steve Jobs: The Exclusive Biography)
KindleにACアダプタが付いてません
現行のKindle シリーズには、母艦に接続、充電するためのマイクロUSBケーブルだけで、ACアダプタは付属していません。
充電の際には、お持ちのKindleの充電コネクタ形状に合うUSB出力型のACアダプタを利用すればOKです。充電時間は約4時間程度。
ブラウザはどこにありますか?
ホーム画面から、オプションバーの ボタンをタップして、表示されたメニューから [ウェブブラウザ]をタップ。
※5.13.7より古いファームウェアでは[ブラウザ(体験版)]をタップ。
file:///mnt/us/documents/xxx.html で、documentsの下に置いたローカルのhtmlを読むことができます。
Silkブラウザでは、file:///mnt/sdcard/Documents/xxx.html で、仮想SDカードの /Documents 下に置いたローカルのhtmlを読むことができます。
ブラウザからファイルをダウンロードできますか?
ブラウザから直接ダウンロードできるファイル形式は.AZW、.PRC、.MOBI、.TXT形式のファイルに限定されています。ファイルのアップロードは全面的にできません。
Silkブラウザは普通に何のファイルでもダウンロードできます。ダウンロードされたファイルは 仮想SDカードの /Download フォルダの下にあります。
スクリーンショットの撮り方は?
右上隅と左下隅、または左上隅と左下隅のように、画面の対角2カ所を同時にタップ&ホールドすると、スクリーンショットが撮れます。(情報thx: @hondamarlboro氏)
コツとしては、本当に端っこのところを同時にチョンってタップする感覚で。キャプチャしたスクリーンショットは、母艦にマウントすれば、ルートディレクトリにセーブされています。
電源ボタンと音量小ボタンを同時押しで。いっせーので押して、キャプチャされるまで長押ししてください。キャプチャされたスクショは 仮想SDカードの /Pictures/Screenshots の下にあります。
電子書籍の読み上げはどうやってやるの?
アクセシビリティのVoiceView機能を使えば、Bluetoothヘッドフォン経由で画面の文字情報を全部読みだすことはできます。この機能を使用するには、初代Kindle Oasis以降の機種が必要です。また、Voiceview機能を利用するには言語設定を英語にする必要があります。
読み上げ機能(text-to-speech)に対応していますが、現状日本語Kindle本では対応していません。
ハングしました
電源スイッチを15秒ぐらい長押しでリセットできます。長押し7秒で離すと電源オフになります。
紛失しました!まず何をすればいいでしょう?
スマートフォン程は個人情報は入ってないとは言え、勝手に本を買われたり、Amazonアカウントをハックされたりするリスクがありキケンです。まずはコンテンツと端末の管理から、自分で端末の登録解除をするのが良いと思います。
また、Amazonサイトのカスタマーサービスに連絡すれば、端末の使用停止など適切な措置を取ってくれます (情報thx: @hondamarlboro氏)。
転ばぬ先の杖、Kindleにパスワードロックを掛けたり、Kindleストアへのアクセス制限を掛けたりしておくのも、おすすめです。
パスワードロックや機能制限については、下記のサイトに詳しいのでご参考にどうぞ。
覚えておきたいKindle Paperwhiteのパスワードロックや機能制限のこと
壊れました!どこへ連絡すればいいですか?
Amazonサイトの“カスタマーサービスに連絡”から、ご自分のFire/Kindleを選び、問い合わせ方法として、チャット、または電話でのサポートを申し込みます。チャットでの細かいやり取りは、かなりまだるっこしい印象です。電話での問い合わせをお勧めします。電話を選んだ場合、Amazonから折り返し電話がかかってきますので通話料は無料です。(日本の会社も見習ってほしい)
私のPaperwhite何年モデルでしょう?
Paperwhiteはデザインが似ているので区別が難しいですね。
2018年、2121年モデルは前面パネルがフラットなので、簡単に見分けられると思います。
▼奥がフラット前面パネルのPaperwhite (2018)
Paperwhite 2015以前のモデルでは筐体の外形は全く一緒です。区別するには、裏返してロゴマークの表記で確認してください。
▼左から Paperwhite 2018、2015、2013、2012
Paperwhite (2018) =Amazonロゴ(艶消し)
Paperwhite (2015) =Amazonロゴ(艶消し)
Paperwhite (2013) =Amazonロゴ(光沢)
Paperwhite (2012) =Kindleロゴ
歴代のPaperwhite仕様情報は巻末にあります。
購入後情報 2: 設定関連
画面に表示される登録者名を変更するには
ホーム画面から ボタンを押して [設定] – [マイアカウント] – [端末名] から変更できます。
ファームウェア5.13.7以降では画面上から下フリックで出るクイックアクセスから『すべての背設定』をタップしてもOK。
[設定] – [端末オプション] – [端末名を変更] から変更できます。
Amazonサイトの”コンテンツと端末の管理”から変更することもできます。
ライブラリの書影表示をリスト表示にするには?
画面右上の[並べ替え]をタップして、[リスト]をタップして選択。
書影表示に戻す場合は[グリッド]を選択。
※5.13.7より古いファームウェアでは画面右上の[書籍カテゴリ名(すべて・コミックなど)▼]を押して、 [リスト]を選択。
おすすめコンテンツの表示を消す方法は?
ホーム画面から ボタンを押して [設定] – [端末オプション] – [詳細設定] – [ホーム画面の表示]をオフに設定。
クイック設定の [設定] – [“アプリとゲーム” または “アプリと通知”] – [Amazonアプリの設定] – [ホーム画面] で、おすすめをオフに設定。
パスワードロックを掛けるには
ホーム画面から、右上の≡アイコンをタップ、[設定] – [端末オプション][端末のパスワード]からパスワードを設定します。使えるのは数字のみです。設定が完了すると、電源オンの度にパスワードを聞いてくるようになります。
▼パスワード設定後の、Kindleの電源投入後画面。
クイック設定の [設定] – [セキュリティ] から、[ロック画面のパスワード]をオンに。
▼パスワード設定後の、Fireの電源投入後画面。
パスワード忘れました ><
残念ながら、端末を初期化して、出荷時の状態に戻すしかありません。
購入したKindle本は全て元通りダウンロードできますのでご心配なく。
注意☆パスワード入力画面から初期化するためには、パスワード入力画面から、111222777 と入力します。
☆注意入力すると、確認無く直ちにKindleが初期化されて再起動します。
※Kindle Touch(英語版)以前のKindleの場合、パスワードに、resetmykindle と入力。
6回パスワードの入力に失敗すると、パスワードリセットを促すダイアログが表示されます。
▼パスワードを6回間違えた時の表示。
[パスワードをリセット] をタップすると、Amazonアカウントとログインパスワードを入力して、パスワードをリセットすることができます。[工場出荷の設定にリセット…]を選ぶと、Fireを初期化されてしまいますのでご注意ください。
本の購入履歴を消すには?
Kindle本ストアで入手した本は、端末から消してあっても、ライブラリから[すべて]を選ぶと表示されてしまいます。購入履歴を消すことは可能ですが、一度消したら再度購入しない限り、もうその書籍を見ることはできません。
▼Amazon.co.jpのMy Kindle – コンテンツと端末の管理 から消したい書籍の[アクション]をクリック、[ライブラリから削除]を選択。
▼表示されたダイアログから、[はい]をクリックすれば購入履歴から永久に削除されます。
一旦削除してしまうと、また読みたくなったら再度お金を払って購入しなくてはならないのでご注意下さい。
間違って削除してしまった場合は、Amazonのカスタマーサービスに相談してみてください。
スリープを止めるには・画面を常時表示するには
ホーム画面の検索boxから、~DS と入力すればスリープを無効にできます。再度スリープを有効にするには、Kindleを再起動する必要があります。
スリープを完全に止める設定はありません。[ディスプレイ] – [画面スリープ] から設定できるのは最長30分です。
開発者オプションを有効にして、[端末オプション]-[開発者オプション]から [スリープモードにしない] を選択で、充電中はスリープしないように設定することができます。
ですが、この方法でもしばらく触らないでいると画面が暗くなってしまいます。
Amazonアプリストアにある”Keep Screen On Free”をインストールすると、充電状態にかかわらず強制的に常時画面表示をする設定が可能になります。
立ち上げたら、下記のように設定すれば常時強制画面表示になります。
↓参考まで、設定項目の説明
Keep Screen On Free
〇Use System Settings ーFireのシステム設定のまま
〇Until I Turn Off ー電源を切るまではずっと強制画面表示
〇For next X Minutes ーあとX分間は強制画面表示
Options
□ Dim the screen ー画面を暗くする
□ Keep Screen On Freeをサービスとして常時実行
□画面がオフ→オンしても強制画面表示を継続
□電源がオフ→オンしても強制画面表示を継続
キャンペーン情報を消すには
『キャンペーン情報つき(広告付き)Kindle』の場合は、簡単に消すことはできません。広告あり、なしでモデルごとに価格差が設定されているためです。米国アマゾンでは差額分を払うことによって、広告表示を消す対応をしています。ですが、日本のアマゾンではこの対応をなぜか公式には行っていません。消す方法として2つ裏技があります。1つめは、Kindleの登録を日本のアマゾンからいったん外し、米国アマゾンのアカウントに再登録し、差額$20ほどを払って広告表示を消す方法です。無事消せたら、再度日本のアカウントで再登録。この場合、アカウントの住所をアメリカ(たぶんどこでもいい) にしておく必要もあります。かなり面倒ですが、私は過去2回ほどこの方法でキャンペーン情報を消すことができました。もう一つはアマゾンのカスタマーサービスにどうにかできないか相談する、という方法です。普段の行いのいいお客様にはワンチャンあるかもしれません。幸運をお祈りいたしますw
Fireの場合、キャンペーン情報を設定で消すことが可能です。[設定] – [アプリとゲーム] – [Amazonアプリケーションの設定] – [キャンペーン情報]で、[ロック画面のキャンペーン情報] をオフに
Fire OS 7以降: [ユーティリティ]フォルダの[広告]アプリを起動 – 右上の歯車マークを押して-[ロック画面の広告]をオフに
システムアップデートをするには
Fire、Kindleとも、OTA (Over the Air、無線配信)アップデートに対応しており、新しいファームウェアが出ると、自動的に端末にダウンロードされ、システムアップデートするよう表示されます。ただし、OTAは順次配信されるため、自分の端末に来るまで時間がかかります。新しいファームウェアのリリースが分かったら、Kindleのサポートサイトから母艦にダウンロードして、Kindleに接続してファイル転送、マニュアルアップデートすることも可能です。
マニュアルでファームウェアをアップデートする際の手順:
- 母艦に最新ファームウェアをダウンロード。
Kindle・Fireのファームウェアダウンロードページはこちら。 - Kindle・Fireを母艦にUSB接続。
- 接続したFireのルートディレクトリにファームウェアをコピーします。Fireから [設定] – [端末オプション] – [システムアップデート]
- [アップデート]がハイライトされているのでタップ。
- 接続したKindleのルートディレクトリにファームウェアをコピー。ホーム画面から[ ] – [設定] で設定画面、再度 [ ] で表示されたメニューから – ハイライトされている [Kindleのアップデートを行う] をタップ。
KindleのOTAアップデートを強制的に行うには、検索窓から”;chkup”と入力。アップデートがある場合は15-20分ぐらいでダウンロードが行われ、自動再起動します。
Fireで外部ストアのアプリをインストールするには?
Fireに搭載されているAmazonアプリストア、主要なAndroidアプリが揃っていますが、ないものもたくさんあります。例えば、Pokemon GoなどはいまだにAmazonアプリストアにはありません。
Amazonアプリストア以外にあるAndroidアプリをインストールする場合は、まずは、Fireの[設定] – [セキュリティ] – [詳細設定 – 不明ソースからのアプリ] の設定をオンにする必要があります。
この設定をすると、Amazonのセキュリティ加護下から外れ、ウィルスやマルウェアの脅威に晒されることになります。何をしているか理解できる方が、自己責任で実行してください。事前にMcAFee Mobile Securityなどのセキュリティツールをインストールしておくのをお勧めします。
Google Playストアにしかないアプリを、Fireシリーズにインストールする非公式な方法としては以下の2つがあります。
- オープンな他のストア (1mobile.com , Camangi Market、getjar.com など)をインストール。それぞれのストアアプリ経由でダウンロード、インストール
- 他のAndroid端末からapk(Androidアプリのパッケージ)を引っこ抜いてFireシリーズに入れる (参考: 英語では”sideload”と呼ばれます)
2のapkを抜いてくる方法は、下記のサイトの説明がわかりやすいです。
FireでGoogle Playを動かせませんか?
FireにGoogle Play自体をインストールしてしまう方法があります。下記サイトに詳細に方法が紹介されています。
FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法【2021年版】
非公式な方法ですので、何があっても自己責任ですが、紹介されている作業自体は非常に簡単です。
最新のFire HD10(2021)でも試したところ、インストールが可能でした。
Google Playがインストールできれば、Google Mapsなどの多くのGoogle アプリはPlayアプリからダウンロード、インストールできます。
文鎮覚悟でFireのroot取りたいです
※文鎮 [ぶん・ちん]=まったく起動せず元に戻せない状態のガジェット。レンガ、ペーパーウェイトなどとも呼ばれます。英語ではbrick。Fireは、root取得作業で失敗した場合、文鎮化する可能性が普通のAndroid端末より高いとされています。これまでAndroid端末でroot取得・運用をやったことない方は、絶対止めといた方が良いです。
Fireシリーズのlauncherを変更したい、他のOS入れたいなどは、XDA Developer Forum で最新の情報をご確認ください。くれぐれも自己責任で。
Fireの設定に開発者オプションがありません
[設定] – [端末オプション] から、 [シリアル番号] の項目を連打。(7回ぐらい) すると一番下に [開発者オプション] が表示され、USBデバッグなどの設定ができるようになります。
購入後情報 3: メディア関連
どこに何を入れればよいですか?
母艦にマウント・表示されたKindle・Fireのルートディレクトリから、下記のフォルダに適切なドキュメントを入れれば、取り外し後表示することができます。
- pdf、電子書籍類は /documents (Fireシリーズは/Documentsまたは/Books)
- MP3ファイルは、/Music (Fireシリーズのみ。現行のKindleシリーズは音楽再生できません)
- JPEG、PNGは /Pictures (Fireシリーズ)
Fireシリーズでzip/lzhされた画像を見たいなら、AmazonアプリストアにあるPerfect Viewerがおすすめです
Macの場合は、最初にAndroid File Transferをインストールして下さい。
Silkブラウザでダウンロードしたファイルはどこにありますか
/Download の下にあります。Silkブラウザ右上の [ ]を押し、[ダウンロード]をタップするとダウンロードしたファイルの一覧が表示されます。色々ファイル操作作業をする方は、Amazonアプリストアから ES File Explorer(無料)のダウンロード推奨です。
Send-to-Kindle Eメールって何ですか?
Kindle・Fireは端末ごとに、固有のSend-to-Kindle Eメールアドレスが割り当てられています。このアドレスに対して、ドキュメント類を送信すれば、Kindleに対応したフォーマットに変換、各端末で受信して、閲覧できるようになります。これは、Kindle パーソナル・ドキュメントサービスと呼ばれています。Send-to-Kindle Eメールアドレスの付与は、そのサービスの一環になります。
Kindle・Fireからは、下記項目でSend-to-Kindle Eメールアドレスが表示できます:
なお、Send-to-Kindle アドレスは任意に変更できます。変更はAmazonのコンテンツと端末の管理の[設定]のタブ下[パーソナル・ドキュメント設定]から。
ドキュメントのフォーマット変換については、下記項目をご参照ください。
手持ちの各種ドキュメントを表示したい
Kindle シリーズで直接扱えるフォーマットは、MOBI (DRMなし)、AZW (Kindle用MOBI)、AZW3 = KF8(Kindle Format 8 – HTML5ベースの新しいKindleフォーマット)、PDF、TXT、 PRCのみになります。
これらのドキュメントをKindle・Fireに転送するには、母艦とKindleをUSB接続して、外部ドライブとしてマウントされたKindle・Fireの所定フォルダにコピーします。コピー完了後、母艦から取り外せば、Kindleのホーム画面またはFireのライブラリに表示されます。コピー先は/documents です。(Fireは/Documents)
Kindleに対応していないフォーマットの書籍に関しては、Kindle パーソナル・ドキュメントサービスを利用して、転送したいKindleのsend-to-kindle Eメールアドレスにメールの添付ファイルとして送信します。変換に対応するフォーマットは以下の通りです。
- Microsoft Word (.DOC)、RTF (.RTF)、Microsoft Word (.DOCX、試用版)
- HTML (.HTML, .HTM)
- JPEG (.JPEG, .JPG)、GIF (.GIF)、PNG (.PNG)、BMP (.BMP)
送信元は、[コンテンツと端末の管理]に登録した承認済みEメールアドレスに限定される点にご注意ください。デフォルトでは、購入時に紐付けられたAmazonアカウントのメールアドレスが設定されています。詳しい利用方法は、Kindle パーソナル・ドキュメントサービスの説明ページをご参照ください。
pdfはKindleで直接読み込めますが、何かの理由でpdf→AZW変換をしたい時は、メールのタイトルを『変換』にして、変換したいpdfを送ります。
参考リンク: Kindleパーソナル・ドキュメントサービスとは (代助のブログ)
Fireで音楽ファイルを再生するには
母艦につないで・Musicの下にmp3ファイルをコピーすれば、Amazonミュージックプレイヤーで再生できます。
バックグラウンドでも再生ができ、その際の再生停止などのコントロールは、画面上から下へスワイプすると出てくる、クイック設定から。
付録
Kindleを活用できる、便利なサイト
- Amazon Kindle ダイレクトパブリッシング
Kindle本を自分で刊行するためのAmazon純正サービス。 - Send to Kindle 母艦のChromeで見ているページをKindleへプッシュ
- 【朗報】KindleのDRMを解除したよ!【2020年度版】
Calibre/DeDRMプラグインを使ったKindle DRMの外し方。
※Kindle for PC/Mac 1.25以降ではDRM外し対策がされており、DeDRMを6.8.0にアップデートする必要があります。DeDRM 6.8.0 (GitHub) –pluginのzipはzipの中
Kindle・Fireシリーズの歴史
- 2007年11月、Amazon初の電子インク搭載電子書籍リーダとして発売されました。’07年は初代iPhoneが発売された年でもあります。
- 2009年2月、第2世代のKindle 2が発売。
米国向けモデルと別に、国際版として、日本を含む米国外へ積極的に輸出販売するようになりました。日本語表示には対応していませんでしたが、jailbreakして日本語表示することが一部のユーザ間で流行っていました。
6インチ電子インクモデルの他に、大型9.7インチ電子インクのKindle DXも2世代発売されていました。
- 2010年7月、日本語表示初対応のKindle 3が発売。これ以降のKindleシリーズは、すべて日本語表示機能を搭載しています。ですが、日本国内での販売はされていませんでした。
- 2011年9月、ハードキーボードレスのKindle 4発売。
- 2011年11月、初のタッチ対応電子インクパネル搭載のKindle Touch、カラー液晶搭載の初代Fire発売。
- 2012年6月、Kindle.co.jpが、Kindleのティザー広告を始めるも、4か月近く製品発売の発表がなく、やきもきさせられました。
- 2012年9月、Kindle Paperwhite、第2世代Kindle Fire、Kindle Fire HD 7/8.9インチ版が米国で発売開始。
- 2012年10月、ついにAmazon.co.jp からPaperwhite、Kindle Fire、Kindle Fire HD 7インチの予約販売開始。
奇しくも(あるいは狙ってか)初代iPad Miniと同日発表。同時にKindle本ストアが稼働しました。開始当初の和書のラインナップは僅か50,000冊。4年後の2016年12月時点で、和書取り扱いは当初の10倍、500,000冊を超えています。 - 2013年3月、大画面のKindle Fire HD 8.9が国内登場
2013年9月3日、第2世代Kindle Paperwhite発表。
- 2013年9月25日、薄型、軽量化、高解像度化した、Kindle Fire HD(2013)、Kindle Fire HDX 7/8.9発表。
- 2014年9月18日、6,980円と低価格なKindle (2014)、ハイエンドのKindle Voyage、カラバリ&低価格タブレット Fire HD 6 & Fire HD 7、高性能化したFire HDX 8.9 (2014) 発表。
この時点で、電子インクモデルがKindle、タブレットは(Kindleがつかない)Fireと、ブランドが切り分けられました。また、KindleおよびPaperwhite (2013)には、既に米国では展開済みの広告付きモデルを日本初投入。それぞれ通常モデルよりも2000円安く購入できる。 - 2015年3月31日、Kindle (2014)にホワイトモデルが登場。
- 2015年6月17日、Kindle Paperwhite (2015)発表。Voyage同様の300ppi パネルにアップグレード。
- 2015年9月18日 Fire (2015)、Fire HD 8、Fire HD 10発表。全モデルでマイクロSDスロットを搭載。
- 2016年4月13日 Kindle Oasis発表。
- 2016年7月20日 Kindle (2016) 発売
- 2016年10月18日 ストレージを32GBにした日本独自モデル、Paperwhite マンガモデル発売。
- 2017年11月 初の防水Kindle、Kindle Oasis (2017)発売。
- 2018年11月 防水のKindle Paperwhite (2018)発売
- 2019年4月 フロントライト搭載Kindle(2019)発売
- 2019年6月 Fire (2019)発売
- 以下省略
▼歴代の電子インク Kindleモデル。
上段: 初代Kindle(2007)、Kindle2(2009)、Kindle 3(2010)、Kindle Touch(2011)、Kindle 4(2011)
下段: Paperwhite(2012)、Paperwhite(2013)、Kindle(2014/Kindle 5)、Voyage(2014)、Paperwhite(2015)
▼歴代の(Kindle)Fireモデル。
Kindle Fire(2011)、Kindle Fire HD 7(2012)、Kindle Fire HD 8.9(2012)、Kindle Fire HDX 8.9(2013)、Kindle Fire HDX 7(2013)、Fire HD6(2014)
Kindle現行モデル比較表
Kindle Scribe (2022) | Kindle Oasis (2019) | Paperwhite (2021) | Kindle (2022) | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 10.2" E Inkパネル(Carta) 解像度不明 300ppi 反射防止強化ガラス | 7" E Inkパネル(Carta) 1264x1680 300ppi 反射防止強化ガラス | 6.8" E Inkパネル(Carta) 1236x1648 300ppi 反射防止強化ガラス | 6" E Inkパネル(Carta) 1072 x 1448 300ppi |
フロントライト | 35LED 色調調節機能 自動調光機能 | 25LED ← ← | 17 LED ← 自動調光機能 (signatureモデルのみ) | 4 LED |
プロセッサ | 確認中 おそらく i.MX7 デュアルコア 1GHz (512MB RAM) | Freescale i.MX7 デュアルコア 1GHz (512MB RAM) | ← ← ← | 確認中 おそらく i.MX7 デュアルコア 1GHz (512MB RAM) |
ユーザ・ インタフェース | 静電容量タッチパネル | ← 加速度センサー ページ送りボタン x 2 | ← | ← |
外部接続 | USB-C | micro USB | USB-C | ← |
外寸/ 重量 | 196 mm x 230 mm x 5.8 mm 433g | 159x141x3.4-8.5 mm 188g | 174x125x8.1mm 205g (無印) 207g (signatureモデル) | 157.8 x 108.6 x 8.0 mm 158g |
メモリ容量 | 16GB/32GB/64GB | 8GB/32GB | 8GB 32GB (signatureモデル) | 16GB |
使用可能時間 | 最長12週間 手書き機能は最長3週間 | 最長6週間 | 最長10週間 | 最長6週間 |
ワイヤレス | 802.11b/g/n Bluetooth | ← ← 4G (セルラーモデル) | ← ← セルラーモデルなし | ← ← ← |
オーディオ | VoiceView/Audible (USアカウントのみ) | ← ← | ← ← | ← ← |
防水機能 | 防水なし | IPX8 (真水2Mで60分まで) | ← | 防水なし |
価格 | 47,980~59,980円 | 29,980~40,980円 | 13,980~22,980円 | 10,980円-12,980円 |
Kindle Scribe (2022) | Kindle Oasis (2019) | Paperwhite (2021) | Kindle (2022) |
Fire現行モデル比較表
Fire 7 (2022・第12世代) | Fire HD8/ HD8 Plus (2022・第12世代) | Fire HD10/ HD10 Plus (2021・第11世代) | |
---|---|---|---|
ビルドモデル | P8AT8Z | KFRAWI | KFTRW(3GB) KFTRPWI(4GB) |
ディスプレイ | 7″ IPS液晶 1024 x 600 171ppi | 8″ IPS液晶 1280 x 800 189ppi | 10.1″ IPS液晶 1920 x 1200 224ppi |
プロセッサ | MediaTek MT8168V/B クアッドコア 2GHz | MediaTek MT8169A 6コア 2GHz | MediaTek MT8183 オクタコア 2GHz |
GPU | Mali-G52 3EE MC1 | Mali-G52 2EE MC2 | Mali-G72 MP3 |
カメラ | インカメラ 2Mp リアカメラ 2Mp | ← ← HD8 Plusはリア5Mp | ← リアカメラ 5Mp |
ユーザ・ インタフェース | 10点マルチタッチ 電源、音量スイッチ | ← ← | ← ← |
日本語Alexa | ハンズフリーAlexa | ハンズフリーAlexa Showモード対応 | ← ← |
本体色 | ブラック | ブラック ブルー ローズ | ← オリーブ デニム |
外寸/ 重量 | 181 x 118 x 9.7 mm 282g | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm 337g | 247 x 166x 9.2mm 465g/468g(Plus) |
メインメモリ | 2GB | 2GB 3GB(Plus) | 3GB 4GB(Plus) |
ストレージ 容量 | 16GB SDカード最大1TB | ← ← | 32/64GB ← |
OSバージョン (出荷時) | Fire OS 8.x (Android 11ベース) | ← ← | Fire OS 7.x (Android 9ベース) |
外部接続 | USB Type-C マイクロSDカード | ← ← | ← ← |
使用可能時間 | 最大10時間 | 最大13時間 | 最大12時間 |
ワイヤレス | 802.11a/b/g/n デュアルバンド | 802.11a/b/g/n/ac ← | ← ← |
Bluetooth | 5.0LE | 5.2LE | 5.0LE |
オーディオ | モノラルスピーカ マイク x 1 | ステレオスピーカ Dolby Atmos マイク x 1 | ← ← マイク x 2 |
Qi対応 | なし | HD8 Plusで対応 | HD10 Plusで対応 |
価格 | 16GB:5,980円 32GB:7.980円 | 32GB:9,980円 64GB:11,980円 32GB Plus: 13,980円 64GB Plus: 15.980円 | 32GB:15,980円 64GB:19,980円 32GB Plus: 18,980円 64GB Plus: 22,980円 |
Fire 7 (2022・第12世代) | Fire HD8 HD8 Plus (2022・第12世代) | Fire HD10/ HD10 Plus (2021・第11世代) |
歴代Paperwhite比較表
Paperwhite (2021) | Paperwhite (2018) | Paperwhite (2015) | Paperwhite (2013) | Paperwhite (2012=初代) | |
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ディスプレイ | 6.8"E Ink (Carta 1200) 1264x1680 300ppi 反射防止強化ガラス | 6"E Ink (Carta) 1080x1440 300ppi 反射防止強化ガラス | ← ← ← | ← ← ← | 6"E Ink (Pearl) 758x1024 212ppi |
フロントライト | 17 LED 色調調節機能 自動調光機能 (signatureモデル) | 5 LED | 4 LED | ← | ← |
プロセッサ | 確認中 おそらく i.MX7 デュアルコア 1GHz (512MB RAM) | Freescale i.MX6SL 1GHz | ← ← | ← ← | Freescale i.MX50 800 MHz |
外寸/ 重量 | 174x125x8.1mm 205g | 167x116x8.18mm 182g (WiFi) 191g (4G+WiFi) | 169x117x9.1mm 205g (WiFi) 217g (3G+WiFi) | ← 206g (WiFi) 215g (3G+WiFi) | ← 213g (WiFi) 222g (3G+WiFi) |
メモリ容量 | 8GB 32GB (signatureモデル) | 8GB 32GB | 4GB 32GB (マンガモデル) | 4GB (US版は2GB) | 2GB |
使用可能時間 | 最長10週間 | 最長6週間 | ← | ← | ← |
充電・接続端子 | USB Type-C | マイクロUSB | ← | ← | ← |
ワイヤレス | 802.11b/g/n Bluetooth搭載 | ← ← LTE (4G+WiFi) | ← 3G (3G+WiFi) | ← ← | ← ← |
オーディオ | VoiceView/ Audible (Bluetooth経由) | ← ← | なし | ← | ← |
防水機能 | IPX8 (真水2M60分迄) | ← | なし | ← | ← |
Paperwhite (2021) | Paperwhite (2018) | Paperwhite (2015) | Paperwhite (2013) | Paperwhite (2012=初代) |
新機種での検証、アップデートは随時進行中です。取りこぼして古い情報や間違った記述などありましたら、Twitterかコメントでお知らせください。
注1) Amazonでは、2014年モデルから、電子インク(電子インク)パネル搭載機をKindle、タブレットからはKindleのブランドを外し、Fireと呼ぶようになっています。
注2) 本Q&Aでは分類を分かりやすくするために、発売年に関わらず、電子インクモデルをKindle・Kindleシリーズ、タブレットモデルをFire・Fireシリーズと表記しています。