地下鉄で通勤の身には、圏外状態で何ができるかが、ヒマ潰しの重要課題。
RSSリーダの旨味を、iPhone+NetNewsWireで堪能し、さらなる快適環境を求めて、新しいリーダ、ByLineを購入してみた。ところで、このソフトは値段が高い。大概のiPhone用リーダはNetNewsWireのように無料か、何百円だが、これなんと1200円もする。しかしAppStore上の日米ユーザの評価はかなり高い。米国ユーザでNYで地下鉄通勤の人がいて、この人も絶賛しているし、信じてポチっと購入。
ByLine最大の特徴は、Feed元のページをキャッシュしてくれる点。3GまたはWiFiで新しい記事をダウンしておけば、地下鉄車内などの圏外でも、Safariで見るのと同じように元ページを表示することができる。ByLineはGoogle Readerのアカウントに登録したFeedを受けることができる。これまではNetNewsWireだったので、NewsGatorを使っていたのだが、Export FeedでOPMLを出力して全部がばっとGoogle Readerにインポート。あら簡単にFeed情報が移行できてしまった。ありがたや。
▼iPhoneにインストールしたByLineにGoogle Readerのアカウント情報を登録、Feedを読み込むとこんな画面。
フォルダ分けまでしてくれるNetNewsWireと比べると、Google Reader上ではカテゴリ分けしたはずの新記事をずらっと並べられて、ちょっと使いづらい。値段も高いんだし、この点は今後の更新に期待。
▼キャッシュとしてダウンロードされた記事は、Safariで表示するのとかわらない。拡大、縮小などSafariの使い勝手と一緒だ。
▼しかも、横にもできる。これはNetNewsWireではできないので大きなメリット。
リーダ画面には☆アイコンがあり、これを押すと”Starred”のタブの下に登録される。ようはお気に入りで、NetNewsWireだと、Feed以上の情報を読むには、Safariで開けるか、”Add to Clippings”で母艦に送って読むかしかなかった。ByLineのStar機能を使えば、トップ画面からざっと読み、気に入った記事をStarredに送り、あとでStarred記事だけをページキャッシュに読み込めば母艦なしで一連の作業ができる。圏外と、頻繁に落ちるSafari(速く直せよな>あぽ)と戦う地下鉄通勤者には非常にありがたい限り。
設定項目からは、New Items, Starred ItemsそれぞれのOffline Browsingのオンオフが設定できる。ONになっているものは、読み込みボタンを押すと一気にダウンロードされる。最初New ItemsとStarredの両方をダウンして使っていたが、さすがに時間がかかりすぎる。とりあえずNew Itemsでフィードされたコンテンツだけを読み、Starredだけをキャッシュする設定にしてしばらく使ってみることにする。
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