今朝起きたら、とんでもない騒ぎが起きていた。颯爽と登場して、『3.1 JB、2日で出す』と言ったGeoHotが、いきなり中止宣言しかけた。
ChronicdevとGeoHotが、3.1 OTB Jailbreak(3.1で購入したiPhone/iPTをそのままJB) を実現するexploitは、GeoHotが見つけて、Chronicdevと共有していたものと思われた。
昨夜、Chronicdevが、そのexploit、usb_control_msg(0x21, 2)を、突如公開してしまった。
おいChronic、一体全体なんでexploitを公開しちまったんだぜ？
くそったれ、もう完全にやる気がなくなった
あのexploitは俺が最初にみつけた。
そのクレジットを横取りする、ローブローを食らった感じだ。
greenpois0nで楽しんでくれ。俺はリリースしない
さらに、ブログに中止宣言を告知 (情報thx: @nishizawa; ソース)
使うつもりだったexploitを、chronicが公開したのでプログラムはキャンセルにする。これで、Appleは2回ぐらいは穴を塞ぐ時間があるだろうし、Appleと競争するつもりもない。みんな、greenpois0nが出来るのでも待ってくれ。ま、3.2がリリースされるまで出来ない、なんてことにならないよう、祈ってるよ。
製品がリリースされる前に寄付なんか集めると、こういう事になるってわけだ。やめとけ。俺は、自分が作ったものを使ってもらってから、寄付を募ることにしている。Chronicは明らかに、寄付した連中に何らかの義務感を感じている。だから、連中は99%のiPhoneコミュニティには、全く持って価値のないものをリリースして、自分たちが何かを持っている事を証明したかった。悪いが、exploitは導入方法じゃない。で、導入を正しく行うのはたやすい事じゃない。
しかし、copumpkinの説得にかかり
たしかにそのとおりだ。
エンドユーザーに、怒りをぶちまけるべきじゃなかった。
ごめん、朝は相当頭にきてたから。 もう大丈夫。2日で出す。
続けて、
もし俺が出さなければ、exploitは本当にゴミになる。
greenpois0nはまだ数週間はかかる。数週後 >3.2
Chronicは独自に発見した証拠を公表、オフラインでChronicdevとGeoHotとの議論があった。
結果、GeoHotは、
ChronicはExploitを盗んでいない。俺が酷い書き方をしたことを謝罪したい。
彼らが独自に発見したものだ。
と、謝罪した。
現在はブログの記述は↓のように変わっている。
こいつら全部をjailbreakするプログラムだすから、お前ら準備しとけ。
今日は、使う予定だったexploitをChronicが公開してしまうという、ちょっとした妨げがあった。彼らに資金援助した人々へ、いい顔をする意外には明確な目的はなかった。
今後のため、製品を手にして、動作するまで、募金なんて集めるんじゃないと忠告しておく。彼らは俺よりも強くコミュニティの期待を胸にして、俺とぶつかり合う。だが、Chronicはコミュニティが欲しがっているものを、すべて踏みにじった。彼らが公開した情報で誰が何をできるかって？わかるだろう、Appleだ。
Chronicdevは、募金した人たちに煽られまくって、やむを得ず今回exploitの公表という暴挙に出た。GeohotがJailbreakを完成してしまったら、Chronicdevには残るものがない。さらに煽られるだけだ。そこでGeohotが2日でリリースすることを前提に、exploitの公表をして、募金した連中を抑えようというのが彼らの言い訳。
いずれにせよ、何かApple側からの対策が打たれる前に、GeoHotがJailbreakを完成できないと、Chronicdevは酷い目にあう予感。
