毎回非Dev Team版QuickPwnが出るたびに、Dev Team Blogからメッセージが出る。今回もさっそくロシア版(?)QuickPwn使用への警告が出ている。
以下超訳:
またなんか猫がバッグから逃げ出したようだ。Appleの3.0ファームウェアはjailbreakできるし、環境を提供するサイトも出てきたようだ。(ただし、なんか色々広告だのポップアップと格闘した後に、だが)
もちろん、それでjailbreak出来ることには驚いていない。iPhoneとかiPod Touchが一旦jailbreak出来てしまえば、いつでもjailbreak出来るようになるのは本当にいい話だ。本当に難しいのはハードウェアレベルの問題で、ソフトウェアではどうしようもない場合だ。だからこそ、3.0 beta1のリリースから1日2日で、我々がjalbreakしたシステムのスクリーンショットをキャプチャーすることができた。
で、何で2週間前にそのjailbreakをリリースしなかったかというと、色々あるが、主にリソースの問題だ:
- ベータリリース全部に対して、PwnageToolとQuickPwnをリリースしたくはない。2.0ベータの時には、Appleは、数週間を空けてなんと9回もリリースを繰り返した。
- まだ解決してない、取り組み中の問題がある。例えば、yellowsn0wが動作する、ベースバンド02.28は、3.0ファームウェアと通信する手段がない。
- ベータから戻したくなった全てのユーザをサポートする気はない・・・ベータはバグがいっぱいあるからねぇ
- 余り多数の人が使うはずもないベータ版を出すために、Appleとイタチゴッコするのはバカらしい。Appleは色んな手段で締め付けを厳しくすることができるだろうが、ベータリリースで我々の手の内を見せてしまいたくはない。
非公式のQuickPwnリリースで最も気をつけなくてはいけない点は、もし使った場合、Yellowsn0wを未来永劫使えなくしてしまう可能性があることだ。
(※いつもこれ言ってるなあ>Dev Team)
QuickPwnはその仕組み上、Appleの公式なIPSWをベースバンドと共に導入する必要がある。QuickPwnした場合、iPhone 3Gをソフトウェア・アンロックする手段を失う事になる。(ことによれば永久に)
QuickPwnは、出来のいいバイナリエディタでも使えば、簡単に次々と新しいファームウェアに対応したバージョンが作れるほど、簡単なつくりになっている。だからといって、このブログにそれをサポートすることを期待しないでくれ。我々は3.0 jailbreakで最も難しい部分に取り組むのに忙しいからだ。(02.28の非互換性と、新しいファームウェアで使われるようになった、圧縮ramdiskへの対応など)
あ、あとアンロックも引き続き取り組み中 🙂
(出典: Dev Team Blog)
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