Andronicaというサイトに、Android Marketポリシーの、より詳しいまとめが出ていた。
Important notes on Android Market(Andronica)
以下、Andronicaの記事超訳：
1. 期間は短いが、返品は可能
タダである限り、いろんなAppを試してみるのはたのしいけど、今後でてくる有料のやつはどうなる？ご心配なく。Android Marketで購入したAppは、購入から24時間以内だったら返品が可能だ。”購入から24時間”である点に注意ーインストールしてからではないので、買ったらすぐにインストールして、その有料Appが取っておく価値があるかどうか、結論を出す必要がある。
2. 再インストールは無料
AppをSDカードにインストールする、簡単な方法がなくて困っているT-Mobile G1ユーザーがいると思う。Android携帯の本体メモリが足りなくなったり、リセットする必要がでてきたとき、購入したAppはどうなるのか？Android Marketでは、購入したAppのユーザーによる再インストールは無制限にできる。
3. Android Marketではアップグレードは提供されない
公式ルールには、Marketにはアップグレードの仕組みがないため、どのようなアップグレードであっても、開発者から直接サポートと記述されている。「アップグレード」の言葉の意味するところは、 バグフィックスや、苦情や新機能の搭載など、バージョンアップにはGoogleは一切関与しないと考えられる。
4. 露骨な性的表現は禁止
Android Marketは、裸、露骨な性的表現のある映像、商用ポルノサイトへのアクセスを行うAppを許可しない。
5. 自己責任で
Googleは、Appの購入によっておきたトラブルなどには一切かかわらないと明示している。もし開発者と問題がおきたり、24時間制限を越えて返金を申請したい場合、開発者やクレジットカード会社と直接やりとりする必要がある。
うーむ、なんか野放し感満載の様子。
- アップグレードは、各開発会社のサイトから直接ダウンする必要があるが、ウィルス混ぜて偽サイトでくばるやつが出てきたら、どうなるのか？
- App Storeでは継続してユーザをつかもうと、各開発者が熱心にアップグレードをやってるが、それもないAndroid Storeではどうなるのか？
- Android Marketは(うるさいApp Storeに比べて) 審査もゆるいし、Jailbreakも必要ないほど、開発基準も野放しのようだが、Android Market自体に悪意のあるAppが混入したらどうするのか?
(こうるさい)Appleに守られているiPhoneユーザは、こういったトラブルを抱えないですむという面では、かなり平和だと思う。
日本でもDocomoがAndroidヤルーと怪気炎をあげているが、このAndroid Marketの状況を、どうやって整理するのだろうか。かといって、iModeみたいに閉鎖社会にしてしまえば、Androidのオープン性の取り柄がなくなっちゃうだろうし。
別に問題提起しているわけでもなく、面白がってウォッチしてるだけですが。 🙂
Androidはいいもんです。おかげで、初めて日本の携帯に、本格的なフルGUIが導入されるわけだし。
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