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【iPhone_JB】 Serversman +αで、ポケットの中にサーバ

フリービットから、iPhoneをサーバにするというキャッチのApp、Serversmanつーのが出た。Appの系統としてはBriefcaseとか、iStorageのようなファイル転送、ビューアーだ。異なる点はフリービットのサーバーを経由して、3G・Wifiどちらの接続でも転送できる点。

serversman_icon

普通の使い方はこちらを読むか、無料なので、App Storeからダウンして、実際に試してみるとよろしいかと。

インストールで注意点がひとつ。Appを最初に立ち上げると、emailアドレスなどを入力する、ユーザ登録画面になるが、認証メールはiPhone以外で受け取って、認証キーを確認すること。iPhoneのメーラーを立ち上げて、Serversmanの登録画面を終了してしまうと、最初からやり直しになるので注意。

BriefcaseとかiStorageなどの、既存の転送Appは、Wifiでしか使えないとされているが、実は一部には3Gでも接続できてしまうものがある。(どれなのかは忘れてしまったが、複数あった)

とすると、別にServersmanには、なんら新しい点がない気がするが、フリービットのサーバーが、自分のiPhoneのIPアドレスと、アカウントを紐付けしてくれるので、WiFi、3GともローカルIPアドレスをいちいち入れる必要がない。Serversmanのアカウントにログインできるマシンなら、どれでも、どこでも自分のiPhoneにファイルを転送したり、iPhoneのServersmanのドキュメントフォルダから取り出したりできる。

すばらしい。そうすると、iPhoneをポケットに入れておいて、いつでも友達に自分のiPhoneにファイルを転送してもらったり、iPhoneにダウンロードしてもらったりできる・・・ような気がするが、スタンバイ時には、サードパーティAppはバックグラウンドで動作することができない。

したがって、Phoneがオンになった状態で、Serversmanを起動してないと、転送はできないのであった。iPhoneがオンの状態でも、ファイル転送中に勝手にスタンバイになって、通信が切れたりするんだろうなぁ (通信中に勝手にスタンバイするかどうかは確認してないけど)

ならば、バックグラウンドでServersmanを動かせばいいんじゃね? と思ってテスト。

 

▼JB App、Backgrounderを使った。Serversmanを、自動でバックグラウンドに入れるように設定しておいた。
img_0044

▼で、Serversmanを起動、サービスにログイン。Backgrounderにより、Serversmanがバックグラウンド・スタンバイ時の動作が可能になっているはず。

img_0051

 

▼母艦のブラウザからServersmanのサービスにログイン。
serversman_top

 

ここでiPhoneを3Gオンリー、スタンバイ状態にして、母艦側からファイルを転送してみる。

 

▼MP3、pdf、MOVファイルを、スタンバイ状態のiPhoneに転送してみる。問題なく終了。しかし、今のServersmanのwebアプリの仕様では、ファイルを一個ずつしかアップできないので、ちと面倒くさい。ついでに言うと、転送中なのかどうか、マウスカーソルの状態でも見ないと、よくわからないので不便だ。
serversman_trans

 

▼終わったようなので、iPhoneをオンにして見ると、うはwwwスタンバイ状態でも、ちゃんと転送されていた。ナーーーーイス。

img_0048

 

しかし、バックグラウンドでServersman常駐して、メモリ消費がちと気になるので確認してみた。

 

▼常駐前のメモリマップ

img_0049

▼常駐後。思ったよりもメモリ消費しない。これならいけるかも。

img_00502

 

他にもバックグラウンド状態での、転送を試してみた。

  • iTunesをフォアグラウンド再生中のiPhoneにファイルを転送 →おk
  • 電話中のiPhoneにファイル転送 →おk

 

よし、これで本当に「ポケットの中にサーバ」が実用になりそう。

 

まとめ:

わんだほーな結果。つか、こういうのをMobileMeに実装しろよなアップル。

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