注意:
3GSの環境で実験してみたところ、blacksn0wがらみで
WiFiに色々問題が発生している。
各自の環境にも依存すると思われるが、
twitterで同様の報告を何件も受けている。
WiFiトラブル解決にはかなり試行錯誤が必要。
試す人は長時間のトラブルシュート覚悟の上。
参考エントリ:
【iPhone_JB】Blacksn0w RC1のWiFi認識などの問題について
今回もgeohot主催の祭りは、カウントダウンしてかなりもりあがったらしい。
自分の3Gでまずためしてみた。Blackra1nの方は、かなり安定感が増している。
また、geohotが言うように、リカバリ移行後のjailbreakスピードが格段に速かった。20秒以下で完了した。
手持ちの3Gは純正アンロック品なので、blacksn0wの動作は確認できない。が、上書き状態ではきちんと動作している感じだ。
3GSの方も、純正3.1.2にアップグレード、ベースバンドを5.11.07に上げ、blacksn0wを使用してみた。
Docomo SIMでの音声通話は確認できた。またあとで銀SIMをテストしてみる予定。
半日うまく動いていたが、ネットワーク設定のリセットをしたら、WiFiを認識しなくなった。再度リセットすると、今度はアップルマークのまま、何もできない状態に。仕方がないので純正3.1.2にDFUモードから復元、再度ra1nして原因を調査中←今ここ(11/4 22:46)
初めてjailbreakしてみよう!って方、十分な事前調査で、トラブル発生時の問題解決準備のほど。
前エントリのコメントの方にも、成功のレポートがあがって来ているので、ご参考に。
今回も、とよしんさんが真っ先に人柱決行。作業工程をわかりやすくブログにまとめている。
blackra1n RC3のダウンロードはblackra1n.com
blackra1nに限らず、jailbreakツールの利用は自己責任で。
最悪iPhone/iPod Touchが起動不能になる。
jailbreakが原因の修理は保証期間内でも有償らしいので注意。
仕様概要
- 最新の05.11.07ベースバンド・ファームウェアをアンロック
iPhone純正テザリング (モデムのほう)もサポート - blackra1nはRC3にアップデート
- Windows版・OSX版同時リリース。OSX版はTiger/PPCもサポート。
hactivationサポート、jailbreak時間を15秒短縮。Tiger OS+PowerPCのサポート追加
2Gは未サポート。
semi-tetheredは未サポート=新ブートROM 3GS、iPT 3rdはtethered JBのまま
Icyなくなった - 既存のblackra1nユーザ:
iPhone上のblackra1n.appを再実行すると、インストーラのIcyが”ra1n”に置き換えられる。これを実行すれば、blackra1n.appがアップグレードされる。
アップグレード終了後、今一度blackra1n.appを再実行すれば、今度は代わりに”sn0w”が表示される。これを実行すれば、Blacksn0wがインストールされる。 - 初めてblackra1nを利用するユーザ:
blackra1n.com から対応するOSロゴをクリックしてダウンロード、実行。リブート後、iPhone上からblackra1n.appを実行、インストーラを選べばjailbreakが完了。sn0wも実行すればアンロックが完了する。 - Pwnageツールを利用している、またはblackra1n.appを消してしまったユーザ:
Cydiaからwww.blackra1n.comをリポジトリに追加すれば、ultrasn0wがインストールできるようになる。
blackra1n RC3 & blacksn0w 注意点
実行前に、赤字部分は3回ぐらい音読して確認のこと。
- blackra1nに限らず、jailbreakツールの利用は本当に自己責任で。
最悪iPhone/iPod Touchが文鎮になる。作業は十分に理解してから。 - 3.0 ECID shsh、iBEC/iBSSその他一切不要
ただし、これまでCydiaでECID SHSHを取得してない人は、将来のために実行しておくこと。
今回geohotも強く勧めているので、今後のバージョンでのjailbreakはかなり厳しいものになる可能性が高い。 - iTunes 9必須
jailbreak作業では、iTunes自体は使用しないが、iTunes 9のライブラリを利用する - 3GS 新Boot ROM、iPT 3rd (8G/32GB/64GB)はtethered jailbreak
リブートすると、リカバリモードになってしまう。その都度母艦につないでBlackra1nを実行する必要あり。
iPT 8GBを除く、これらのデバイスでは、ブートROM中の24kpwnというホールが塞がれている。そのため、ブートごとにjailbreakされたブート ロードを母艦から送り込む必要がある。iPT8GBは別の要因で、tethered jailbreakとなっている。(NANDブート対応)
untethered-jailbreakに対応するためには、24kpwnに代わる、新しいboot-rom exploitが必要だが、まだ発見されていない模様。
Chronic-Devチームが発見している可能性があるが、(持っているとしても) 来年の6月までは使わない方針らしい。 - USBハブ経由での作業厳禁!!!
blackra1nでは特に、USB関係のexploitを使用しているので要注意。 - iPhone接続しない→iTunes終了・iTuneshelperをキル→Blackra1n実行→iPhone接続
の手順での作業が確実。
でもRC2以前よりも、かなり安定しているので、気にしなくて大丈夫かも。 - i-FunBox、DiskAid、iPhonebrowserなどでroot partitionが見えない(i-FunBoxでは未脱獄と出る)
Cydiaから、afc2addをインストールすると解決。 - Ultrasn0wを使っていた場合は外すこと
- jailbreak後、Wifiがなしになってしまう事がある
geohotいわく、リセット→ネットワークの設定リセット、リブートで直ることがあるとの事。
自分の場合、逆にネットワーク設定リセットをしたら、WiFiが見えなくなり、も一回やったら、Appleロゴから先に進まなくなったので、再JB…。 - リブートしたらアップルロゴから先にすすまない
一晩置いておいたら、起動していたという話もある。
自分の場合、DFUモードにして純正3.1.2に復元しなおした。