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【携帯】アメリカ・イギリスの携帯番号が持てるEkit プリペイドSIM

Android

ちょっと変わったものを買ってみた。

Ekitという会社のGlobal Travel Service Passport SIM。インターナショナル対応のプリペイドSIMカードで、 Ekit社のホームページを見ると$39とお高い。だが、Ebayだと送料込み$5.90という破格で購入できた。

▼Ebayでポチってから、1週間ぐらいで航空郵便で到着した中身。マニュアル類とSIMだけの簡素な内容。

▼Ekit SIM。SIM本体と裏面にイギリスの電話番号、裏面にSIM PINとPUK番号が印字されている。


安いのにつられて何も調べずに$5.90で購入したのだが、通信料$10クレジット分がついていて、大変お得である。

マニュアルやホームページではいまいちわかりにくい、Ekit Global Travel Service SIMの特徴をまとめてみる。

※料金は日本国内での利用の場合。他国での利用はこちらから入力して参照。

  • アンロック(SIMロックフリー)版の携帯で利用できる格安国際プリペイドSIM。GSM/3G対応。
    • 自分が購入したものは、$10分のチャージされていた
    • 追加チャージは、webか、SIMを入れた携帯からできるらしい。$10単位。
    • SIMを購入してから1ヶ月以内にチャージしないと、当初ついてきたチャージは無効になる
    • 6ヶ月以上有料サービスを利用しないと、チャージが全て無効になる
    • 15ヶ月以内にチャージすれば、無効になったチャージも復活する
    • 15ヶ月以上チャージしないと、SIMが完全に無効になる。
      • でも新しいSIMを直接Ekitから買えば、元のチャージも戻してくれる(良心的)
  • 基本はイギリスの番号 (44)-XXX-XXX-XXXX が割り当てられている。
    • 無料でアメリカの番号 (1)-XXX-XXX-XXXXも取得が可能だが、維持料金として毎月$0.5かかるって安!
    • アメリカ番号の取得は、このページから。
  • 世界150カ国格安料金でローミング利用可。以下日本国内での料金。
    • 一般電話へ $0.99/分、携帯へ$1.49/分
    • 日本国内での着信料金 $0.89/分 (外国では着信料は普通だが、分単位で増えるのは珍しい)
      • 国内ではDocomo/Softbankとローミングしているようだ
    • SMS受信 イギリス番号へは無料、アメリカ番号は$0.15/一通
    • SMS発信 $0.79/一通
    • 自分のイギリス・アメリカ番号に、他の電話からかける場合は国際電話になるはず。(ご注意)
      • 以下の国の各番号経由で掛ければ無料になる。
      • US & Canada – 1-866-305-6462
      • Australia – 1-800-261-038
      • France – 0805-101-177
      • Germany – 0800-000-6485
      • United Kingdom – 0800-376-5637
  • データ通信料金は$25/MBと普通の国際ローミング並に高いので使わないのが吉。
  • 発信はコールバック方式。一度相手先にかけると、いったん切断されて交換局からコールバックが来る。
    • Google Voiceに似てますな。

 

実際にアンロック版iPhone 3Gで使ってみた。SIMにはPINロックが掛かっており、利用するには解除をする必要がある。

▼Ekit SIMをiPhoneに入れると、『ロックされたSIMと表示され、SIM PIN番号を聞いてくる。
日本を含むアメリカ以外の国から使う場合には1+PIN番号、アメリカからなら2+PIN番号を入れて解除する。3回間違えたら無効になると思うが、PUK番号も付いて来るので多分復旧できるかと。何のことやら分からない方は慎重にw

SIM PINを正しく入力すると、iPhoneのアンテナ表示部分が、『ロックされたSIM』から Docomo に変わる。(場合によってはSoftbankかも)

▼マニュアルによれば、iPhoneの場合はコントロールパネルの電話>SIMアプリケーション>Callback>Callback Modeで、CallBack 4か5を選択しろとある。4はうまくいかなかったので5にした。

きちんと認識されると、初回はEkitから国際SMSが到着する。この状態で発着信が可能なはず。

 

▼電話をかけるには、頭に必ず相手先国番号をつける必要がある。国内にかけるなら、81に続けて、0を除いた局番からの電話番号。

▼すると、接続できませんでした、と表示が出るがそのまま待つ。

▼放っておくと、さらによくわからない表示が色々出るが、気にしないで待つ。

▼すると、非通知設定の電話が掛かって来るので応答する。
“You have xx minutes for this call” (この電話でxx分話せます)と、イギリス人のお姉さんが自動応答したあと、先方の呼び出しが始まる。

実際にBlackberryに掛けて一人電話してみたが、音声はどちらからも良好に聞こえた。相手側の着信は、国際電話にありがちだが『非通知』表示だった。

▼Nexus OneにEkit SIMを入れて、iPhone/黒SIMからEkitのアメリカ番号に着信させてみた。Ekit側の着信には、相手番号の通知が表示されるようだ。

アンロック版iPhone 3G、Nexus One以外に、先日購入したアンロック版Xperia X10 Miniでも設定、発信を試してみたが問題なかった。

SB版iPhone 4+Ultrasn0wでも試したかったが、たまたま手元にマイクロSIMパンチがないため、また後日やってみる予定。

 

【まとめ】
音声通話だけの利用が前提であれば、このEkit Global Travel Service SIM、通信料も維持費も安いし、かなり便利に使えると思う。特に海外渡航が多い方は、一枚持っておけばどこの国でも使えるし、料金も格安。アメリカとイギリスに行く場合には、現地の番号になるのでさらに便利。 国内でもかける分には高くないし、アメリカ・イギリスに友人でもいれば、先方もこちらも格安に通話ができる。個人的にも、これがあれば今後どこに行くにも非常手段になるし、とても気に入った。一月には渡米の予定があるので、アメリカでの利用も含めて、後日まとめ記事を書きたいと思う。あとは、Google Voiceとの連携もやってみたい。

 

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