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【iPhone】 2.1FW対Nokia N73受信感度ベンチマーク@地下鉄

ファームウェア 2.1の3G受信感度がいかがなものか、今日は帰路を利用して、地下鉄車両内から、各駅での受信感度を、Nokia N73 (705NK) と比較してみた。705NKはソフトバンク端末の中では、電波の掴みのよさはトップクラスと定評があるスマートフォン。こいつにどれだけiPhone 2.1が迫れたか!? (大げさw)

測定条件:
有楽町線 永田町 – 要町駅間、到着ホームの反対側ドア側に立ち(なるべく悪条件で測定するため) の、駅に到着してドアーが開いた時点から、705NK、iPhoneの順にスクリーンキャプチャを取る。この順序だと、電波をつかみ始めるまでの時間が長くなるiPhoneの方が有利になる。ところで、2.1からスクリーンキャプチャー時にシャッター音を響かせるというAppleの嫌がらせが入っている。今回もあぶないところだったが、公共の場所でのキャプチャーはミラーマンと間違えられないように注意したい。対策として、今回はバックでiPodを再生、音量を最小にするとシャッター音が出ない裏技を利用して、満員電車であやしまれることなく、測定に成功した。いずれにせよ、iPhoneとNokiaを両手に持ってぽちぽちやっているオサーンがかなり怪しい事は間違いないのだがwww

では、永田町駅より、よーい、スタート!

[19:09 永田町駅着]

上半分が705NKの画面。左上スミがアンテナマーク。最高感度で7本もある。
705NK=2本、iPhone=圏外。暗いスタート?

[19:11 麹町駅着]
705NK=6本、iPhone=3本

[19:13 市ヶ谷駅着]
705NK=5本、iPhone=3本

[19:15 飯田橋駅着]
705NK=2本、iPhone =1本、ただし3Gマークなし(パケット通信不可) ここまでで、アンテナ本数でみる705NKとiPhoneの受信感度比は、それなりにバランスが取れていると思う。決して、Appleがアンテナ数を水増ししてインチキをしているわけではないようだ。

[19:18 江戸川橋駅着]
705NK=6本、iPhone=圏外。ずいぶん差がついているが、iPhoneは2.0からの傾向として、乗客が増えれば増えるほど、電波の減衰が激しく起こる傾向があるよう。乗降客にあわせるかのように、アンテナの数が増減する。この時間帯は乗客が多く、その影響もかなりあったと思う。ただし、こういったしょぼい傾向は705NKではぜんぜん見られない。乗客が増えようが減ろうが、アンテナの数はぴくりとも変わらないように見える。
日常の対策としては、今回のテストとは逆に、ホーム側に近い方に乗車することか。

[19:20 護国寺駅]
705NK=4本、iPhone=また圏外


[19:23 東池袋駅着]
705NK, iPhoneとも圏外
ソフトバンクさん、なんとかしたら?

[19:25 池袋駅着]
705NK=5本、iPhone =1本、ただしこの直後に乗客が乗ってきて圏外になる


[19:27 要町駅着、計測終了]

705NK=2本、iPhone=圏外

まとめ:
結果をみてわかるように、iPhone 2.1ファームウェアは、受信感度が向上したといっても、Nokia 705NKの性能には及ぶべくもない。しかし、駅到着時の通信回復、アンテナの本数や圏外になる場合の現象など、2.0.2よりは性能は向上しているが、今回のテスト結果では、劇的に改善というほどのものでもなかった。

Appleのファームウェアによる性能向上に加え、ソフトバンクとアップルがもっと基地局 <> 端末の接続テストをしてチューニングするなど、もっと安定した通信状態が確保できるよう、努力に期待したいところ。

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