【iPhone】 RSSリーダGazetteをBylineと比較

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iPhone用RSSリーダとして、国内外で凄く評価の高いByline。自分も登場初期から愛用、当ブログで紹介しており、おかげさまでByline関連エントリは、非常にページビューが多い。

Bylineの最も大きなポイントは、Google Readerとの同期と、HTMLページをキャッシュして、Safariと変わらないページ表示をオフラインで実現している点。iPhoneのRSSリーダーをBylineにして以来、母艦でのRSSリーダーも、Google Readerに切り替えた。

Bylineが最も成果を発揮するのは、地下鉄での移動など、通信が断続するような環境。Bylineは、通信接続の有無を確認し、効率よくRSSの読み込みなどを行う。圏外の状態では、すでに取り込まれたRSSを読むか、HTML化されたキャッシュページを読んだり、あるいは通信復帰時に読みたいページに☆を付けておく。駅に着くなどして、通信が復帰次第Bylineは新規RSSの読み込みや、☆を付けたアイテムのキャッシュ化を自動的に行う。一方、Byline上での☆付けや、読了のフラグも、Google Readerと同期されている。母艦のある環境に戻れば、シームレスに続きの作業ができる。Bylineは自分に取って、iPhone上で最も活用するAppであることは間違いない。

といって、Byline側に不満がないわけではない。Bylineに欠けている機能としては、フォルダ下の、各フィードごとのカテゴリ分けや、Bylineから直接フィード登録などがある。しかし、10月の2.0.1以降、Bylineはメジャーな機能アップデートがない。

そこで、Google Readerと連携し、Byline以上の使い勝手のRSSリーダーがないか調べてみた。

▼”RSS Google Reader”でApp Storeを検索すると、こんなに沢山でてきた。しかし、Google Readerと同期でなく、フィードをインポートするだけだったり、キャッシュ機能がなかったりして、Bylineに対抗し得るAppが、なかなか見つからない。

▼ざっと説明を読んでみて、有望そうなのが、Gazette。

App StoreのGazetteの説明を要約すると:

Google Readerアカウントとのシームレスな同期
Google Readerアカウントのフォルダ機能のサポート
誰かと共有したい記事を、メールで送信したり、Google Readerの共有機能を利用可能
通信できない環境でも、記事を読んだり、☆付け、共有機能の利用が可能。
通信が回復次第、変更した情報をGoogle Readerアカウントに送信。

説明を読む限り、Bylineの主要な機能を提供してくれるようなので、Gazetteを購入してBylineと比較してみた。

▼GazetteもByline同様に、アイコンに未読数のバッジアイコンが表示される。

▼Google Readerと同期した状態の、BylineとGazetteのトップページ。インタフェースは異なるが、どちらもGoogle Readerのフォルダごとに、未読数を表示してくれる。

▼フォルダを開けてみると、ここで大きな差が。Bylineではフォルダ下のfeed記事をいきなり表示するが、GazetteはRSSごとにカテゴリ分けして、未読数と共に表示してくれる。Gazetteは、母艦でGoogle Readerを見るのに近い感覚で使うことができる。Bylineに欠けている機能だ。