iPhoneでのGoPhone利用、最新情報は、こちらのエントリをどぞー:
【iPhone】 アメリカのGophoneプリペイドSIMを使う方法 【まとめ】
▼yellowsn0w接続実験のため、フランスに到着
本当は、ラスベガスにおりますwww
写真はiPhoneで撮影したParisというホテルと偽エッフェル塔。
紆余曲折、かなり問題があったものの、AT&Tの”Gophone“というプリペイドSIMを、yellowsn0wでアンロックしたソフトバンクiPhoneで認識、3Gデータ通信ができますた。
▼神々しく輝くAT&T と3Gの文字に注目。アメリカでは3Gのカバー率が低いのは定説だが、ラスベガスは最近AT&Tが大規模な基地局の導入を行ったので、つながった模様。
アメリカ現地通話も、日本への国際電話も、国際・国内着信も、データ通信、全ておK!!!
Dev Teamありがとおおおお。
後続の人柱な方のため、結構苦労した問題点を中心にGophone接続実験のまとめ。
問題点その1:
Gophone では、対応端末からしかプリペイドSIMをアクティベートできない
アメリカのプリペイド携帯では、店で携帯を買っただけではすぐ使えない。アクティベーションのプロセスを経たのち、番号が付与され、アカウントが作られ、そこにチャージする必要がある。
iPhoneで使うので、余計なプリペ携帯はイラネ、と思ってわざわざebayでAT&TのSIMだけ買って大失敗。知らずにいそいそとwebアクティベーションで、iPhoneのIMEIを登録したら、「なんか問題が発生したからカスタマーサービス(1-877-426-0525)に電話してアクティベートせよ」と言われた。カスタマーサービスの女性と、雑談をさせられながら5分ほど話して結論が、「Gophoneの契約は対応端末からしかアクティベートできない」と言われたorz
▼しかたがないので、タクシーに乗って近くのBest Buyで端末つきのSIMを買ってきた。(普通はSIM付きの端末というんだろうがw) お値段$19.99。この機種はスーパーとかで$10-$15でよく特売してるのだが、背に腹は変えられないので購入。
▼後述するが、チャージにクレジットカードが使えなさそうだったので、一緒にプリペイドカード$25も購入。
問題点その2
プリペイドSIM用の無制限データプランが廃止になっていた
AT&T Gophoneでは、去年の1月から、プリペイドユーザ向けの”Unlimited Medianet”という無制限データ通信オプションを、$19/月で提供していた。これを目当てにGophoneにしたのだが、なんと去年の11月ごろに、Unlimited Medianetのオプションは廃止になった。どうもiPhone 3Gを含む、各種アンロック端末ユーザと、PCにつないで使いまくるユーザが多すぎて、早々とやめたらしい。データオプションを契約しないで、利用すると1kbあたり1セントの料金がかかる。
データオプションを契約する前に、うっかりメールを2通受信したら、50セントほど課金された。通知画面をキャプチャしそこねたが、不思議なことに課金のメッセージはソフトバンクのメール通知と同じ手法で表示された。通常のSMSと何か違うのかな?
現行のデータオプションは、$9.99で最大で5MB使い放題が上限と、たいへんしょぼいのだが、仕方がないのでこれを契約した。ホテルの部屋でもWiFiが使えるので、まぁ4日ほどの利用だし、なんとかなるっしょ。
なお、5MB Medianetなどのオプション機能追加は、英語自動音声システムと、英語でやりとりする必要があるので、発音に自信のない方は練習必要かも。なんでwebでできないのかは不明。
大量に通信をしたい方は、最近元麻布氏が書いていた、Verizonのデータ通信契約がいいかも。だれか人柱テストして頂戴w
問題点その3
プリペイドのクレカ支払いは、アメリカ住所のクレカが必要
アメリカの住所のクレジットカードを作るのは、大変敷居が高いので普通はムリ。GophoneではDebitカード、銀行口座引き落としも使えるが、アメリカの銀行口座だけの対応。通常の旅行者の場合、Gophoneのプリペイドカードを店で買ってくるしか手段がない。この場合、地道に電話番号をキープしたい場合、帰国前に必要なだけプリペイドカードを買ってきて、帰国後切れそうになったらwebから最低金額を足してやる作業が必要。自分の場合、幸いアメリカの銀行口座を持っているので、どうしても番号を継続したくなったら、Debitで追加すればいいかな。App Storeの件もあるし、アメリカ住所のクレジットカードもちょっとズルをして作ろうと思ったw
追記: アメリカ発行のクレカなら、フォーム(デフォルトで国名がUSになってる)に登録してある日本の住所を無理やり入れてもチャージできた。もしかして日本発行のクレカでもいけるかも
でも、Gophoneの通信料金をソフトバンクと比べてみて、今更ながら驚いた。
AT&T Gophone
日本の有線電話へ 9セント/分 携帯へ 24セント/分
追記:この国際料金表、日本向け安すぎるので注意ー実際にかけてみたら99セント/分ぐらいかかった。
現地の電話へ 10セント/分 (上記料金はこれに追加と思われる)
電話着信 10セント(国際・国内とも・実際の引き落とし通知で確認)
データ通信 1セント/kb
ソフトバンク
日本の有線・携帯電話へ 140円/分
現地の電話へ 125円/分
電話着信 127円(国際・国内とも・高けえ!)
データ通信 5円/kb (ミニマムチャージ100円)
日本への国際電話が安すぎるような気がするので要確認。それにしても、着信料まで含めると、改めて日本のキャリアが暴利すぎるのがわかる。データ通信は意外とかわらないなぁ。これも要確認だな・・。どなたかソフバンの料金に詳しいかたコメントください。
▼日本の留守電に15秒ぐらいかけてみたところ、引き落としは99セントだった。前述のとおり、ソフバンのメール通知みたいなSMSが、通話やデータ通信終了ごとに毎回SMSで利用料金を知らせてくるので安心。追記: あとで4分ほど有線電話あてに国際通話して、引き落としは$2.97だった。
まとめ: 大量に通信をしないのであれば、十分GophoneでiPhoneは使える。5MBとしょぼい割引データプランしかないが、通常料金でもソフトバンクのローミング料金と比べれば1/4程度。国際・現地通話は比較にならないぐらい低料金。しかも、入金した分しか使えないのでパケ死も国際電話料金死の心配もなし。これが使えるのもDev Team/yellowsn0wのおかげ。なむなむw