大方原因はわかっているが、iPhoneがiTunesでのバックアップに連続して失敗するようになった。
バックアップ容量を増大させると思われるSafariのキャッシュを消してみても、失敗。
前にoutlooksyncclient.exeがらみで、iTunes関連のフォルダでファイルのトラブルが発生し、ディスクエラーが出たのを単にchkdsk/F で修復して放っておいたのが原因だと思われる。
で、関連ファイルを削除しようと思ってグーグル先生に聞いてみる。復元の時に読み込むipswファイルで検索するとJailbreakの記事ばっかり出てくる。”iPhone バックアップ 失敗”でも、関係のある話はみあたらない。
しかたないので、ディスクを自分で調べると、
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup
というディレクトリがあり、その下に
f9e1c1dda9ff093fc38464b704dad229f4bc1664
みたいなサブディレクトリが5個ほどあり、その中に細かいファイルが山ほどあった。タイムスタンプを見ると、これらのディレクトリのようだ。よく考えると、ipswファイルは、システム復元のフォーマットで、バックアップファイルのフォーマットではないな。
ただ他に、
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Apple Computer\SyncServices\Local\clientdata
というのがあり、似たようなサブディレクトリがいくつかあり、こっちも怪しい。
えいっと、両方のその長い名前のサブディレクトリを全部消す。
両方消した後、iTunesでのiPhoneバックアップ開始時ぐらいに、MobileMeのダイアログが出て、初めての同期ですが云々と言ってくる。どうも、\SyncServices\Local\clientdata の方は、MobileMeの同期データだったようだ。こちらのサブディレクトリも、消去してiPhoneのバックアップ後、新しいサブディレクトリが2つ作成された。結果、バックアップは無事にごく短時間で終了、MobileMeの同期もサーバ、iPhone側とも問題を起こしていなかった。よかったよかった。
ちなみに
キャリア更新ファイル
\Application Data\Apple Computer\iTunes\iPhone Carrier Support
iPhoneファームウェア
\Application Data\Apple Computer\iTunes\iPhone Software Updates
つーのもあった。iPhoneファームウェアのディレクトリにはこれまでアップデートしてきた全ファームウェアのipswが格納されていた。
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