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【iPhone】 iPhoneを超高速ストレージ&ビューアーにできた! その1

iPhone_App

いやー、前から悩んできた問題が解決して、もう本当に感動した。
これまで、iPhoneと母艦のデータのやり取りを、いかに効率よくするかずーっと試行錯誤してきた。

▼悩んだ結果として、無料有料とりまぜ、いろんなファイル操作系Appを試してきた。

iDiskや、Dropboxなど、出先でのクラウド系とのやり取りにはこういったアプリは必須。だが、よく考えてみると、自宅や仕事場など、母艦がそばにある環境で、わざわざ低速な3GやWiFiでつなぐのは、よく考えるとばかげている。

かといって、iPhoneはiPodのようにUSBのストレージクラスにもならないし、iTunesで転送できるフォーマットは限られている。さらに、iTunesは2台以上の母艦で問題なく同期をするためには、かなりしんどい設定が必要。また、App側ではAppleの規制により、有線での母艦とのやりとりは望み薄。

それがッ、今日ッ、ついに、解決したのだッ!!(スタパ風w)

iDicの辞書転送の話題で見つけた、i-FunBoxというフリーウェア。iPhoneとシンクケーブル経由でつないだ母艦と、あらゆるデータフォーマットをやり取りすることができる。しかも、JailBreak不要。もともとiPod用に作られていたものがJB対応のツールになり、最新のバージョンではJBなしでも、かなりの操作が可能になった。i-FunBoxはファイルサイズわずか2.87MB、インストーラもなく、即起動できる。そのわりにはかなり高機能で、腕利きのプログラマが作っている予感。

▼i-FunBoxがiPhoneの接続を認識したところ。iTunesが同時に起動していても動作に問題なし。iPhoneの下に”Jailed” (未脱獄)とあるのに注目。このソフト、JBされていると自動的に機能が広がるようである。

左側のペインにあるのがiPhoneのファイルシステムツリー。RAW File Systemのところでは、かなりのフォルダを閲覧、ファイルの加除訂正、フォルダの作成などができる。上の方の”iPod Music & Video”、”General Storage”、”Camera”はエイリアスのようなものと思われる。RAW File Systemツリーの下は、相当面白そうなことになってるが、まだよく調べてない。

▼”iPod Music & Video”を開けると、iPhoneのiTunes音楽・ビデオファイルが見られ、母艦にコピーすることもできる。

JBしてあるiPhoneなら、このフォルダで自由にファイルの加除ができるようである。i-FunBox DEV Teamによれば、残念ながら2.0/2.1で改定になった暗号化の解析がまだできてない、とかでJBしていないiPhoneでは、まだここに書き込むことはできない。

▼ためしに、iPhoneから母艦に、125MBのMP4動画ファイルをコピーしてみた。所要時間わずか20秒!

“iPod Music & Video”フォルダは、ファイルを取り出すだけしかできないようなので、次に”Camera”フォルダを開いてみる。これは、iPhoneの”カメラロール”のフォルダにあたり、カメラで撮影した映像と、スクリーンショットが入っている。ファイルシステムの内部的には、DCIM/999APPLEという名称になっているようだ。(JBしたことないので、ようわからんが)
iTunesで母艦の写真と同期される”フォトアルバム”は、内部的にはDCIM/999APPLEで、こちらはRaw File Systemツリーの下からアクセスできる。

▼書き込みテストで、”Camera”フォルダ=カメラロールの中に、新しいフォルダを作ってみる。問題なし!

▼ダブルクリックで、母艦上から、iPhone上の画像を直接開けることもできる。高速接続なので、すぱっとすぐ開いて気持ちがいい。

▼”Camera”フォルダにMP3、MP4、i-FunBoxのzipファイルと、色々コピーしてみる。問題なさそう&かなりの速度でコピーが終了する。画面下に表示されてるが、とどめにWindows 7のISOファイルw、2.85GBをコピーしてみた。結構な勢いでコピーが進み、10分かからずに2.85GBの転送が終了。マジ感動。WiFi経由じゃ、さすがのFileMagnet(持ってないが、最速ともっぱらの噂)でも、こんなものコピーできないだろ。

こんだけ沢山のファイルを入れて、電車に乗って音楽聴きながら帰ると、iPhoneの重量が重たくなったような気がした。(妄想乙)

いやー、i-FunBoxすばらしすぎる。
これで仕事場と自宅のファイルのやり取りは、全部iPhoneでおk、しかもUSBメモリと比べても遜色がないスピードになったわけだ。実際、今回のエントリを書くのに、iPhoneの画面キャプチャの転送など、サムネイルを見ながら楽々。

あ、そういえば忘れてたけど、i-FunBoxは現状Windows版のみ対応。マカーの方は、DiskAidっていう、多分ほぼ同機能を持ったフリーウェアがあるようなので、そちらをお試しのほど。ちなみに、DiskAidはWindows版もあるが、まだ試してない。

さて次に、このiPhoneにコピーしたファイルたち、どうやってiPhoneで再生すればいい? 普通にiPhoneから、”カメラロール”で開けると、新しく作ったフォルダも認識してくれないし、想定できたが、100APPLEのルートに置いた動画 などもさっぱり見えない。システムが100APPLEのルートにおいたiPhoneで取り込んだフォーマットの、JPGのサムネだけを表示しているようだ。

ここで沢山収集したファイル操作系アプリの出番ですよ。

このつづきはその2で~。

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